ソニーの「WF-1000xm4」が6月25日販売!スペックや口コミを紹介

WF-1000xm4は、ノイズキャンセリング機能が前作WF-1000xm3よりもさらに向上しハイレゾ音質やクリアな通話が楽しめる機能性が高いイヤホンです。
スペックの高さが話題を呼んでおり、購入を検討する人も多いでしょう。
この記事ではそんなWF-1000xm4のスペックから、機能性まで詳しくご紹介していきます。
目次
WF-1000xm4のスペック
引用:SONY公式サイト
まずはWF-1000xm4のスペックについてご紹介します。
重量
(イヤホンのみ) |
7.3g ×2 |
ドライバーユニット | 6mm |
マグネット | 高磁力ネオジウムマグネット |
最大通信距離 | 10m |
マイク | 指向性マイク
骨伝導センサー |
バッテリー持ち
(連続音声再生時間) |
最大8時間(NCオン) / 最大12時間(NCオフ) |
バッテリー持ち
(連続通話時間) |
最大5.5時間(NCオン) / 最大6.0時間(NCオフ) |
充電時間 | 約1.5時間 |
充電ポート | USB-C |
ワイヤレス充電(Qi) | ◯ |
Bluetooth | バージョン5.2 |
対応プロファイル | A2DP / AVRCP / HFP / HSP |
対応コーデック | SBC / AAC / LDAC |
伝送帯域 | 20Hz – 20,000Hz(44.1kHzサンプリング時)
20Hz – 40,000Hz(LDAC 96kHzサンプリング時, 990kbps) |
カラー | シルバー / ブラック |
引用:SONY公式サイト
表を参考にしながら詳しいスペック内容をご紹介します。
業界最高クラスのノイズキャンセリング機能を搭載
WF-1000xm4は、前作WF-1000xm3よりもさらに騒音カットを向上させたノイズキャンセリング機能を搭載しています。
たとえば、WF-1000xm3ではカバーできなかった低音域から高音域までのノイズの打ちけしができ、心落ちつく静寂が体験可能です。
そのため、飛行機や車の騒音、レストランやカフェでの会話もノイズをカットして自分だけの空間を楽しむことができるでしょう。
LDAC対応でハイレゾ音質に対応
WF-1000xm4はLDAC対応で、LDAC対応機器と接続すれば出力されるハイレゾコンテンツを、約3倍の伝送量で高音質なハイレゾ音質へと変換してくれます。
また、独自のAI技術を駆使してMP3やCD音質の楽曲をハイレゾ級の音質へ自動でアップスケーリングしてくれるのもおすすめポイントです。
音源を圧縮することで失われていた周波数を再現し、より臨場感のある高音質へと変えてくれるでしょう。
ボイスアップテクノロジーで通話にも最適
WF-1000xm4は、搭載しているマイクとセンサーを的確に制御するボイスアップテクノロジーを搭載しています。
ボイスアップテクノロジーは、言葉による音と合わせて動く頭蓋骨からの振動も同時に捉えてくれるため、周囲に騒音があるような場所でも正確な音声を拾うことが可能です。
また、搭載されたビームフォーミング技術と骨伝導センサーで会話相手へ言葉を正確に伝えることはもちろん、ノイズキャンセル機能で相手の声を鮮明に聞くこともできます。
音声通話での使用においては、ストレスのないスムーズな会話が期待できるでしょう。
快適な付け心地と装着安定性
WF-1000xm4は快適な付け心地を実現するために、前作WF-1000xm3よりも耳への接着面が増える形状である「エルゴノミック・サーフェース・デザイン」を取り入れました。
また、独自で開発されたポリウレタンフォームの内側に傘構造を用いたことで、空間を設けより取り外しが容易になっています。
快適な取り外しや付け心地はもちろん、WF-1000xm4の使用で安定した装着感を体感できます。
さらに独自のアプリを使えば、耳に最もフィットするイヤーピースを探すことができるため、自分の耳の形状に最も適したイヤピースの選択も可能です。
WF-1000xm3との比較
では、新しく発売されたWF-1000xm4は従来のモデルである「WF-1000xm3」と何が変わるのでしょうか。表で見比べてみましょう。
種類 | WF-1000xm4 | WF-1000xm3 |
重量
(イヤホンのみ) |
7.3g ×2 | 8.5g ×2 |
重量
(ケース込) |
41g | 94g |
ドライバーユニット | 6mm | 6mm ドーム型 |
マグネット | ハイパワーネオジウム | ネオジウム |
最大通信距離 | 10m | 見通し距離約10m |
マイク | 指向性マイク
骨伝導センサー |
全指向性マイク |
バッテリー持ち
(連続音声再生時間) |
最大8時間(NCオン) / 最大12時間(NCオフ) | 最大6時間(NCオン) / 最大8時間(NCオフ) |
バッテリー持ち
(連続通話時間) |
最大5.5時間(NCオン) / 最大6.0時間(NCオフ) | 最大4時間(NCオン) / 最大4.5時間(NCオフ) |
充電時間 | 約1.5時間 | 約1.5時間 |
充電ポート | USB-C | USB-C |
ワイヤレス充電(Qi) | ◯ | – |
Bluetooth | バージョン5.2 | バージョン5.0 |
対応プロファイル | A2DP / AVRCP / HFP / HSP | A2DP / AVRCP / HFP / HSP |
対応コーデック | SBC / AAC / LDAC | SBC / AAC |
伝送帯域 | 20Hz – 20,000Hz(44.1kHzサンプリング時)
20Hz – 40,000Hz(LDAC 96kHzサンプリング時, 990kbps) |
20Hz – 20,000Hz(44.1kHzサンプリング時) |
カラー | シルバー / ブラック | シルバー / ブラック |
引用:SONY公式サイト
表を参考にしながら「WF-1000xm4」と「WF-1000xm3」の違いについて解説します。
ケースが小さく、コンパクトになった
WF-1000xm4は、前作WF-1000xm3と比較すると充電ケースが約40%小型になりました。
ケースサイズが小さくなり手の中にしっかりと収まるため、持ち運びやすくポケットへの収納も容易です。
イヤホン本体も小型化
ケースのサイズだけでなく、WF-1000xm4はWF-1000xm3よりも本体サイズにおいて約10%小型になっている点も注目したいポイントです。
機能面でさまざまな進化を遂げているにも関わらず、サイズを軽量化している点はソニーの技術力が大きく進化していることが伺えます。
イヤーピースはフォームタイプに
WF-1000xm4は、イヤーピースはフォームタイプを使用しています。
フォームタイプは基本的にイヤーピースを押し潰して耳へ挿入しますが、WF-1000xm4の場合は無理にイヤーピースを潰さなくても容易に耳への挿入が可能です。
ポリウレタン素材で作られたノイズアイソレーションイヤーピースを採用しているため、細かなノイズを遮断できるように設計されています。
また前作WF-1000xm3で風を受けた時に感じる風切り音が、WF-1000xm4では大きく改善されているとのことなので期待したいポイントでもあります。
アプリ「Sony | Headphones Connect」を使ってテストが可能
「Sony | Headphones Connect」というアプリをスマートフォンやPCにダウンロードすることで、イヤーピースが自身の耳に正確なサイズでフィットしているかどうか確認できる機能アプリが搭載されています。
また、「Sony | Headphones Connect」はイヤーピースの確認だけでなく、外音コントロールの調整やイコライザーでの音質調整なども可能です。
どこでもスマホでアプリを開き各種設定が手軽に利用できるため、WF-1000xm4の利用では、かかせないツールとなるでしょう。
供給に遅れが出てるとの情報も
WF-1000xm4は、6月25日に発売しましたが、現在は「生産上の都合により商品のお届けまでにお時間をいただく状況となっております」との記載がソニー公式サイトで告知されています。
合わせて「現在できる限りお客様のご要望にお応えすべく鋭意努力しておりますので、今しばらくお待ちいただきますようお願い申し上げます」との記載も確認できました。
また、楽天でWF-1000xm4を販売しているストアも「次回入荷予定が未定」と掲載していることから、入荷について未定の状態が続いている現状です。
まとめ
WF-1000xm4は前作WF-1000xm3よりもサイズが軽量化して、ノイズキャンセリング機能の性能も向上した注目のイヤホンです。
またLDAC対応により従来のハイレゾ音源よりも約3倍の高音質を楽しめ、MP3やCD音源などの圧縮により劣化した音源もアップスケーリングしてくれます。
スペックの高さから人気があり、現在WF-1000xm4は供給に遅れが出ていますが、ソニー公式サイトで供給再開についてのコメントもあるため、興味のある方は公式サイトをこまめにチェックしながら入荷されるのを待ちましょう。