ポケットWi-Fiおすすめランキングトップ10!料金や速度でまとめて比較

自宅ではもちろん、出先や宿泊先のホテルなどでWi-Fiに繋げられるポケットWi-Fi。
スマホに限らずパソコンやタブレットもインターネットに接続できるのでとても便利ですが、サービスの数が多すぎてどれがいいのかわからないという方も多いでしょう。
公式サイトを一つひとつチェックして、各サービスごとの料金やプラン内容を把握するのは大変です。
そこで、今回の記事ではおすすめのポケットWi-Fiサービスをランキング形式で比較します。
それぞれのサービスの特徴も解説しますので、自分にあったプランを探してみましょう。
ポケットWi-Fiとは
引用元:https://www.uqwimax.jp/wimax/products/w05/
そもそも、ポケットWi-Fiとは何でしょうか。
元来は製品名を指していた名前でしたが、今では一般的に「持ち運べるモバイルWi-Fiルーター」と認識されています。
場所を問わず、デバイスと一緒に持ち運んでさえいればWi-Fi回線を利用することができ、とても便利です。
固定回線とは異なり、特に工事や特殊なケーブル等が不要というのもポイントでしょう。
ポケットWi-Fiおすすめランキングトップ10
それでは早速、ポケットWi-Fiのおすすめランキングを確認していきます。
料金や契約期間などをまとめてみたので、まずは下記の表をご確認ください。
なお、データ容量は各事業者が取り扱っているものの最大プランで比較しています。
(料金は2021年8月時点の情報に基づいています。そのため内容に一部変更がでる恐れがございますのでご注意ください)
順位 | 事業者名 | 料金(税込) | 最大下り速度 | 契約期間 | データ量 | 端末代(税込) |
1 | ゼウスWiFi | ~3ヶ月目:
3,278円 4ヶ月目以降: 3,828円 |
150Mbps | 2年 | 100GB | 0円
(レンタル) |
2 | GMOとくとくBB | 〜2ヶ月目:
3,969円 3ヶ月目以降: 4,688円 |
1,237Mbps | 3年(自動更新) | 実質無制限
(3日間10GBまで) |
0円 |
3 | Broad WiMAX | 〜2ヶ月目:
2,999円 3〜24ヶ月目: 3,753円 25ヶ月目以降: 4,413円 |
1,237Mbps | 3年(自動更新) | 実質無制限
(3日間10GBまで) |
0円 |
4 | Mugen WiFi | 3,718円〜 | 150Mbps | 2年 | 100GB | 無料 |
5 | UQ WiMAX | ~25ヶ月目:
4,268円 26ヶ月目以降: 4,818円 |
2.2Gbps | 2年(自動更新) | 実質無制限
(3日間15GBまで) |
21,780円 |
6 | カシモWiMAX | 初月:0円
1ヶ月目:4,500円 2ヶ月目以降:4,750円 |
2.2Gbps | 3年(自動更新) | 実質無制限
(3日間15GBまで) |
0円 |
7 | BIGLOBE WiMAX2+ | 4,378円 | 440Mbps | 1年 | 実質無制限
(3日間10GBまで) |
21,120円 |
8 | どこよりもWiFi | 4,400円
(従量課金制) |
150Mbps | 2年(自動更新) | 200GB | 0円
(レンタル) |
9 | MONSTER MOBILE | 3,828円 | 150Mbps | 1年 | 155GB
(デイリープラン5GB/日) |
0円
(レンタル) |
10 | THE WiFi | ~4ヶ月目:
0円 5ヶ月目以降: 3,828円 |
150Mbps | 2年 | 100GB | 0円
(レンタル) |
今回は数あるポケットWi-Fiサービスを提供している事業者の中から、10社を厳選してみました。
順位が低かったとしても、既に厳選された中での10位なので、決して劣悪なサービスというわけではありません。
どの順位のポケットWi-Fiもそれぞれに優れた機能やプランがあり、おすすめのサービスと言えます。
では、ランキング上位から各社のサービスを詳しくご説明いたします。
1位 ZEUS WiFi(ゼウスWiFi)
引用元:公式サイトhttps://zeus-wifi.jp/
月額の安さと、データ容量から契約の縛りの有無まで選べる豊富なプランを考慮し、今回のランキングで1位となりました。
上記の表の100GBプランの他に、20GBプラン、40GBプランも提供していて柔軟にデータ量を選択できるクラウドWi-FiがゼウスWiFiです。
2021年8月現在はスタンダードプランの月額料金が最大4ヶ月間割引になるというお得な「ZEUSサマーキャンペーン」を実施しており、端末レンタル費用が0円なのも嬉しいポイントです。
また、契約期間が2年という点で悩まれている方には、縛りなしのプランも用意されているため、自分の使い方に合ったプランを選ぶことが可能なのは嬉しいポイントでしょう。
もしデータ容量を使い切ってしまった際には、2GB 550円〜追加できる「おかわりギガ」というオプションがあるのも特徴の一つとなっており、そのような点からも「ゼウスWiFi」は他社と比べて、価格面やプランなど総合的にバランスの良いWi-Fiレンタルサービスと言えるでしょう。
2位 GMOとくとくBB
キャッシュバック額が大きいのが魅力であり特徴の「GMOとくとくBB」。
名称に含まれていないので忘れられがちですが、WiMAX系プロバイダです。
こちらは対応エリアの広さや通信の安定性が売りだといえるでしょう。
多くのWiMAX回線Wi-Fiレンタルサービスの中から、キャッシュバックによるお得さを考慮し2位となりました。
なお、キャッシュバックは受け取りのタイミングが即日ではないため、受け取り忘れが頻発しているようです。キャッシュバックを受け取りたい場合は、申請方法を確認の上、受け取り忘れないように必ずスケジュール登録などをしておきましょう。
3位 Broad WiMAX
Broad WiMAX最大の特徴は、複数のキャンペーンを継続的に開催しているということです。
例えば2021年8月現在、端末代金無料、初期費用割引、他社からの乗り換え時の違約金を19,000円(非課税)まで負担といったキャンペーンを開催しています。
初期費用を抑えて、お得に契約ができるので満足感も高いです。
ただし、契約が3年縛りであり、期間に応じて料金が上昇していくため注意が必要です。
初月から2ヶ月目、3ヵ月目から24ヶ月目、25ヶ月目以降と3段階で月額が変わるという、少々特殊な料金体系となっています。
4位 Mugen WiFi
Mugen WiFiは、ゼウスWiFi同様クラウドSIMによって3大キャリアの回線が利用できるクラウドWi-Fi端末を取り扱っています。
2021年8月時点で最大13,500円のキャッシュバックキャンペーンを行っており、キャッシュバックの金額を月額に割ると実質月額は3,293円(税込)という謳い文句が魅力的なポケットWi-Fiです。
申込日から30日以内に返品すれば全額返金される、「安心全額保証」というサービスも行っているため、実際に使ってみて、使い心地を試してみるのもありでしょう。
5位 UQ WiMAX
引用元:https://www.uqwimax.jp/wimax/
WiMAXの本家ともいえるUQ WiMAX。
WiMAXといえば無制限を謳いつつも、3日間で10GBを超過した場合は通信制限が課されるのが当たり前です。
しかし、最近では5G対応のWi-Fi端末の取り扱いがスタートしているため、3日間の通信量が10GBから15GBに増量されています。
金額が少し割高のように見えますが、このような最新の通信規格が利用できるのもWiMAX系サービスの魅力でしょう。
6位 カシモWiMAX
引用元:https://www.ka-shimo.com/wimax
カシモWiMAXも、最近では5G対応Wi-Fi端末を取り扱っており、上記の表は5Gプランの金額です。
5GではないWiMAX2+のプランもあり、そちらはわかりやすいシンプルな料金体系が魅力です。
2021年8月、初月が1,518円という割引価格で、2ヶ月目以降はずっと3,971円から料金が変わりません。
初月の割引も、キャッシュバックなどのユーザーが申し込まなくてはいけない割引ではなく、シンプルに月額料金が安くなる形なので、うっかり割引特典の申し込みを忘れてしまうといった心配もなく安心です。
他のWiMAX系事業者は、契約期間中に2~3回料金が変動することも珍しくありません。
そういった意味でも、ずっと同じ料金で使える安心感は嬉しいポイントでしょう。
なお、5GのプランでもカシモWiMAXは他のWiMAX系の事業者と比べて何回も料金が変わることがないので比較的わかりやすい料金形態でしょう。
もちろんWiMAX回線を利用するので、信頼性の高い通信を利用できます。
7位 BIGLOBE WiMAX2+
引用元:https://join.biglobe.ne.jp/mobile/wimax/
WiMAX系の事業者では珍しく1年契約のBIGLOBE WiMAX2+。
端末代こそ有料ですが、2021年8月現在はデータ端末同時申し込みでサービス開始翌月に17,000円キャッシュバックのキャンペーンを行っています。
端末代全額ではないものの、お得に端末を入手できるといえるでしょう。
また、SIMのみの契約も可能なので、既にWiMAX回線対応端末を持っている方は、SIMのみでの契約先として検討してみるのもいいでしょう。
8位 どこよりもWiFi
引用元:https://wifi.dokoyorimo.com/
上記の表では、最大データ容量である200GBの月額料金で記載していますが、どこよりもWi-Fi最大の特徴は従量課金制であるということ。
実際に使用した容量に応じて、月額料金が決定するシステムです。
月額料金の一例を以下の表にまとめました。
どこよりもピタッとプランプレミアム(2年契約)料金表
月ごとのデータ使用量 | 月額(税込) |
~5GB | 900円 |
5~20GB | 1,900円 |
20~50GB | 2,900円 |
50~100GB | 3,400円 |
100~150GB | 3,900円 |
150~200GB | 4,400円 |
使わなかった月は900円に抑えられるので、無駄な出費をとことん省きたい方におすすめです。
100GBプランと200GBプランがありますが、データ使用量に対する料金は同じです。
上限が100GBか、200GBかの違いのみとなっています。
9位 MONSTER MOBILE
引用元:https://monster-mobile.jp/
2年ではなく、1年から契約できるのが嬉しいMONSTER MOBILE。
月ごとのデータ容量を選べる「マンスリープラン」と、1日ごとのデータ量を選べる「デイリープラン」を用意しているのが特徴です。
マンスリープランは月あたり20GBまたは50GBまで、デイリープランは1日あたり2GB、3GBまたは5GBまでと容量別にさらにプランが分かれています。
自分の使い方やデータ通信量の波などを考慮して選ぶことができるでしょう。
なお、1日5GBプランであれば最大で月155GB通信することができます。
10位 THE Wi-Fi
引用元:https://www.smamoba.jp/thewifi/
THE Wi-Fiは2021年7月時点で4ヶ月間料金0円キャンペーンを行っています。
無料で4ヵ月もの間クラウドWi-Fiを利用できるのはお得感はもちろん、満足感も高いでしょう。
料金プランは、100GBまで固定で月額が発生する「100GBプラン」と、「どこよりもWiFi」と同じく実際に使用したデータ量に応じて月額が決まる「FiTプラン」の2通りから選べます。
また、30日間無料お試し可能なのも特徴です。
端末レンタル料金も0円なので、気軽に使い心地を確かめられます。
まずは使用してみてから、継続するかしないかを判断することもできるでしょう。
ただし、30日間無料お試しは4ヶ月間料金0円キャンペーンとの併用はできませんのでご注意ください。
ポケットWi-FiのQ&A
さて、ここまでは各事業者について紹介をしてきました。
ここからは、ポケットWi-Fiに関するよくある疑問・質問をまとめて回答いたします。
どの疑問もよく聞かれるものなので、ぜひご確認ください。
Q.データ容量が完全に無制限のポケットWi-Fiはある?
引用元:https://www.uqwimax.jp/wimax/products/wx06/
A.「完全無制限」は2021年8月時点では楽天モバイルが提供する「Rakuten WiFi Pocket 2B」のみです。ただしこちらは、楽天モバイルが繋がるエリア内に限って、完全無制限で利用ができるというシステムとなっています。
WiMAX系プロバイダは「無制限」と表現してはいるものの、実際には直近の3日間で10GB(もしくは15GB)を超過した場合は通信速度制限が課されます。
そのため、実質的には最大で月100GBほどのデータ容量だと捉えられます。
また、以前はクラウドWi-Fiを無制限でサービス提供している事業者もいましたが、回線が混雑し繋がりにくくなるというトラブルが発生しました。
これによって、混雑緩和のために1日当たりや月間データ量の上限が設けられるようになったようです。
Q.ポケットWi-Fiは口座振替に対応できる?
A.各サービスによって異なります。
ポケットWi-Fiレンタルサービスの多くはクレジットカード支払いのみで、口座振替に対応しているサービスはあまり多くありません。
例えば、本記事で紹介したプロバイダの中だとGMOとくとくBB、Broad WiMAX、UQ WiMAX、BIGLOBE WiMAX 2+の4社のみとなっています。
どうしても口座振替にしたい場合は、契約先の事業者が口座振替に対応しているか確認するようにしましょう。
引用元:https://www.uqwimax.jp/wimax/products/galaxy_5gmw/
A.あります。
今回紹介した中でいえばUQ WiMAX、カシモWiMAX、BroadWiMAXなどが5G対応Wi-Fi端末を取り扱っています。
5G対応端末は2.2Gbpsという超高速通信が可能です。
とはいえ5G対応エリアが2021年8月時点ではまだまだ限定的であるため、お住まいの地域や使用を想定しているエリアによって異なりますが、あえて5G対応端末を購入するメリットは薄いかもしれません。
Q.解約したらポケットWi-Fiは返さなきゃいけない?
A.各サービスによります。
ポケットWi-Fiの端末は、事業者によって扱い方が異なりますが、端末代を支払って「購入」、実質端末代0円の「返却不要」、端末「レンタル」という3パターンのケースが多いです。
特にクラウドWi-Fiの場合はレンタル形式が多いので注意しましょう。
当然ですがレンタルの場合、解約時に端末を返却する必要があるので覚えておきましょう。
まとめ
今回の記事ではポケットWi-Fiについて紹介してきました。
10社を一気にまとめて取り扱ったので、様々な角度から比較することができたのではないでしょうか。
大切なのは自分が使いたいデータ量や予算を決めて、対応エリアを確認することです。
また、契約時にはキャンペーンが行われているかを確認したうえで、実質月額がいくらになるのかを確認することも大切です。
ポケットWi-Fiを契約することで、今以上に生活が便利になるでしょう。
もしこの記事で気になったポケットWi-Fiがいくつか見つけられたなら、ぜひ検討材料の一つにしてみてください。
Q.5Gに対応しているポケットWi-Fiはある?