中学生のスマホのおすすめ3選!注意点や絶対知っておくべきリスク対策もご紹介

2021年現在、家族との連絡手段を確保するために、中学生にもスマホを持たせることは一般的になっています。
時流的にも実利的にもそれは間違ったことではありませんが、それと同時に、中学生がスマホを持つことで起こり得る問題もでてきてしまいます。
この記事ではどのようなリスクがあるか、どうすれば対策できるかをご紹介します。
目次
中学生のスマホの所持率は?
2020年時点で、中学生のスマホ所持率は79.3%と言う高い水準を持っています。
何人に1人が持っているではなく、逆に5人に1人が持てていないと言えてしまうレベルの普及率です。
そのため他の人が持ってるからという理由でスマホを欲しがる中学生も、同じ理由で持たせる親もいます。
中学生でスマホを持つ際の注意点
中学生は多感で好奇心も強く、善悪の区別も、何が危険かそうでないかの区別も付きにくい年頃です。
なのでスマホを持つことでそれに夢中になってしまい、そこから問題が起こる場合も多いでしょう。
対策を考える前に、まずはどんな問題が起こり得るかということを把握しておく必要があります。
通信料がかかる
スマホは携帯電話の一種であり、大抵の機能はそれを利用するために通信料がかかります。
そのためスマホに夢中になって利用する時間が増えたり、様々な機能を利用するようになると、予想以上に通信料がかかってしまい問題となることも少なくありません。
お得なプランを出しているキャリアもありますが、それにも限度があるので注意が必要でしょう。
犯罪被害に遭う可能性がある
スマホでは通話だけでなくインターネットを利用しウェブサイトを使用することもできますが、そのために犯罪に巻き込まれる可能性もあるでしょう。
webサイトのフィッシング詐欺に引っかかることもあれば、SNSで悪意のある人物が寄ってきて、信頼を得てから裸の画像を送らせるなどの性犯罪もあります。
これらの犯罪に巻き込まれる中学生の数は、年々増加しています。
いじめ・犯罪の加害者になるリスクがある
逆にスマホを持ったことで、子どもが加害者側になってしまうケースも注意が必要です。
スマホでの盗撮も問題となっており、スマホを持っていない相手をからかい、それが行き過ぎていじめ問題に発展することもあります。
それ以外にもLINEいじめなどが増えているので、自分の子どもにスマホを持たせるときには、被害者ではなく加害者になる可能性があるということも理解しておく必要があります。
スマホ依存になってしまう
スマホには人を楽しませる機能が沢山あります。
流行りのアプリ、ゲーム、インターネットを利用したwebサイトや、Youtubeのような動画閲覧など、挙げたらきりがありません。
それらの面白さにハマってしまい、スマホ依存症になる人は、大人にも非常に多くいです。
当然まだそういった娯楽や誘惑に弱い中学生も、スマホ依存症になってしまう可能性は高いでしょう。
歩きスマホなどでの事故のリスクがある
スマホに夢中になっていると、隙あらばスマホを弄るようになってしまいます。
足を止めている間だけでなく、歩いている時もスマホに夢中になっている人は意外と多く見られます。
それが原因で不注意になり交通事故に巻き込まれるということも多く、社会問題化していますが、解決策はいまだできていません。
中学生でも、通学中や外出中に歩きスマホをする癖が付いてしまうと、結果的に重大な事故へ繋がってしまう可能性があります。
中学生でスマホを持たせる際に必要なこと
中学生にスマホを持たせるのなら、スマホを利用しすぎないようにする工夫が必要です。
心理的に使用しにくいように感じさせたり、機能的に利用できなくなるようにしておけば、それに夢中になりすぎて問題に繋がるリスクを抑えることができます。
親子でルールを決める
何時から何時の間までしか使ってはいけない、アプリも月に何円までで利用額は小遣いから天引き、守れなかったらスマホ没収など、ルールを決めておくことは大事です。
それを守れるかどうかは子ども自身の良心にかかっている部分も大きいですが、ルールを決めることで破ったときに感じる後ろめたさから、使いすぎを自発的に抑制することがあります。
フィルタリング機能を使う
スマホのフィルタリングサービスは、webサイトへのアクセスやアプリの利用なども制限できますし、特定の時間外ではスマホを使えなくすることもできます。
これらは強制的に機能を止めることができるので、口約束のルールよりも確実です。
ただし子どもの学習能力も侮り難く、フィルタリング機能を回避したり解除する方法を見つけることも多いので、絶対というわけでもありません。
SNSなどの使用に関しても注意が必要
スマホを持った中学生が、どのようなルートから犯罪に巻き込まれるかを調べると、多くの場合TwitterやFacebookなどのSNSがそのきっかけとなっています。
中学生であってもSNSを利用して友人と繋がりたいという人は多く、それを制限すると強い反発を受ける可能性も高いでしょう。
SNSの危険性をしっかりと注意喚起して本人にも知っておいてもらう必要があります。
中学生にも持たせやすい!おすすめのスマホ3選
では中学生にスマホを持たせる場合、どんなものを買い与えればいいのか。迷ったら格安SIMを検討してみましょう。
料金的な負担が小さいというメリットもありますが、機能的に子供に持たせる際の安全性を考慮しているものもあるからです。
以下の3つは、料金の安さと安全性を両立している、おすすめのスマホになります。
No.1 UQモバイル
中学生に持たせる格安SIMとして一番無難な選択肢はUQモバイルでしょう。
知名度が高く、余った容量を翌月に繰り越せるプランや、通信速度の速さ、家族も割引される学割が魅力となっています。
フィルター機能も無料で利用できますし、有料オプションには位置情報の確認や、安全に利用しているかを保護者が確認できる機能もあります。
No.2 トーンモバイル
安全性を気にするならトーンモバイルが一番です。
フィルタリングサービスが特に充実しており、ルールをしっかりと守らせやすいキャリアとなっています。
ネットやアプリ・利用時間の制限、保護者がいつでも利用状況の詳細を確認できたり、歩きスマホの検知機能などもあり、安心して子どもに持たせられるという点では特に優れています。
No.3 BIGLOBEモバイル
通信料を気にするならBIGLOBEモバイルがおすすめです。
中学生がスマホを利用する時に何が一番容量と通信量を使うかと言えば、動画サイトの閲覧でしょう。
BIGLOBEモバイルにはエンタメフリーというオプションがあります。
これによって対象となる動画サイトなどのサービスは通信料が無料になり、通信料への不安が軽減されます。
中学生の子どもにおすすめの利用プランやキャリア
紹介したスマホキャリア以外で選ぶ場合でも、利用料金が安いことと、安全に利用させるためのフィルタリングサービスが充実しているかが重要なポイントとなるでしょう。
格安SIMでも使い勝手が良いものは多く、子供の安全を意識したもの、他には無いお得なプランなど選ぶポイントはたくさんあります。
何を優先するべきかを考えれば、子どもに一番合ったキャリアやプランが見つかるはずです。
まとめ
子どもの安全を考えると中学生でもスマホを持たせておきたいという親御さんは多いですが、それが原因で危険を生んでしまっては元も子もありません。
中学生に持たせるスマホは、安全性もしっかりと考慮して選ぶといいでしょう。