Y!mobileでiPhoneXは使える!APN設定の方法やよくある質問を解説

Y!mobile(ワイモバイル)はSoftBankのサブブランドとして展開されている格安SIM会社です。

SoftBankはLINEモバイルを吸収して新たに「LINEMO(ラインモ)」という格安プランを立ち上げていますが、こちらはSoftBankの料金プランの一つという扱いになるためY!mobileのような自由度がありません。

中古のiPhoneなど安く入手できるスマートフォンと組み合わせて運用するのであれば、まだまだY!mobileの方に優位性があります。

ただし中古のiPhoneを使うには対応する機種を選ぶことや特別な設定を行う必要があるので、注意が必要です。

ここではiPhoneの中でもいまだに現役機種と遜色なく使えるスペックを持つiPhone Xを例に挙げてY!mobileでの使用方法を説明していきます。

【結論】Y!mobileでiPhoneXは利用が可能!

 

Y!mobileでiPhone Xは利用ができます。

公式にY!mobileで動作確認されているiPhoneは「iPhone 5S以降」の機種となっています。

ただしiPhone 5Sの場合はSIMフリー版として販売された端末に限定されるため、確実に利用が可能なのは「iPhone 6以降」と考えておいた方がいいでしょう。

加えてiPhoneにはApple側のiOSアップデート対応の問題があります。

たとえ通信することはできても最新のiOSが使えない端末は安全面で問題があるため使用が推奨されません。

またApple PayやFace IDなど最新のiPhoneに近い機能を求めるのであれば、フルスクリーンタイプに移行した最初の機種であるiPhone X以降を選んでおくと安心です。

 

現在Y!mobileでiPhoneXのセット購入は不可能

SoftBankのサブブランドであるY!mobileでは大手キャリアと同様にiPhoneを割引価格にしたセット購入キャンペーンが用意されています。

ただしセット購入の対象となる機種は年ごとに変化するため、2021年5月時点ではiPhone SE(第2世代)・iPhone 12・iPhone 12 miniの3機種のみが対象です。

同じiPhone 12シリーズでもProとPro Maxは対象外なので注意しましょう。

さらに、以前はiPhone Xのセット購入ができましたが、現在はそういったお得なセット売りで購入ができません。中古のiPhone Xを自前で用意する方法しかないので覚えておきましょう。

 

他社で買ったiPhoneXはAPN設定が必要

通常、SIMフリー版や他社で購入したのちSIMロックを解除したiPhoneを格安SIMで利用する場合は、APNの初期設定が必要となります。

Y!mobileは厳密にはサブブランドなので少し異なりますが、中古iPhoneを使うための基礎知識として覚えておきましょう。

APNとは「アクセス・ポイント・ネーム」の略称で、手持ちの端末にどのキャリアに接続したらいいのかを教えるものです。

たとえ回線契約をしていても、端末にどのキャリアにつなげばいいのかを教えていないと通信を開始することができません。

APN設定をすることで端末とキャリアは紐付けされ、契約通りの通信が可能となります。

ちなみに「SIMロック」とは特定のキャリアとしか通信ができないようにする規制であるため、中古でiPhoneを購入してY!mobileなどの格安SIM会社で使う際には必ずSIMロック解除済みかSIMロックフリーと明記されている端末を購入しましょう。

 

APN設定の方法

ここから段階的にAPN設定の具体的な方法を解説していきます。

その前に重要な前提として、iPhoneのAPN設定を行うにはWi-Fiでインターネットに接続している必要があります。

自宅にWi-Fi環境がない場合にはコンビニエンスストアやレストランなどのフリーWi-Fiスポットを使うという方法がありますが、その際にはフリーWi-Fiへの接続方法とAPN設定の手順をそれぞれ先にメモしておくと便利です。

APNの設定方法は以下の手順で行います。

  • 端末にSIMを差し込む
  • APN設定用の構成プログラムをダウンロードする
  • 端末に構成プロファイルをインストールする

それぞれの方法を詳しく解説します。

端末にSIMカードを差し込む

まずは契約した通信会社のSIMカードをiPhoneに差し込みます。

SIMカードトレイを引き出すには専用のピンを使いますが、中古購入品でピンが付属していなかった場合は伸ばしたクリップや安全ピンなど代わりになるものを差し込みましょう。

また、SIMカードとカードトレイは非常に小さいため、落として見失わないように必ず机の上で作業するようにしてください。

 

APN設定用の構成プロファイルをダウンロードする

SIMを挿し込んだら端末の電源を入れ、Wi-Fiに接続したらAPN設定用の構成プロファイルをダウンロードします。

まずSafariブラウザーを開き契約した会社の構成プロファイル提供ページを探します。

公式トップページから順番に探しても構いませんが、最初に「(キャリア名)、iPhone、構成プロファイル」などと検索すれば簡単にダウンロードページへと辿り着けます。

 

端末に構成プロファイルをインストールする

構成プロファイルをダウンロードして「許可」をタップ後に設定画面からインストールを選択すれば、あとは自動的にインストールが完了します。

 

以上がAPN設定の基本ですが、Y!mobileではSIMフリーまたはSIMロック解除済みのiPhoneを利用する場合にはiOSをアップデートするだけで「キャリア設定」を行うことが可能です。

iPhone Xもキャリア設定が可能な機種なので、Y!mobileで中古のiPhone Xを使用する場合の手続きは以下の通りです。

Wi-Fiでインターネットに接続するまでは同じですが、そのあとは設定画面の「一般」からソフトウエアアップデートを選びiOSを最新の状態にします。最新にすることで、自動的にSIMカードの情報に沿ったキャリア設定が開始されます。

もしもiOSを最新にしても通信が正常に行えない場合は設定から「一般」→「情報」をタップするとキャリア設定に関するポップアップが出現します。

一方、Y!mobileでセット購入したiPhone 12/12 miniに関してはAPN設定が必須となるので注意しましょう。

 

Y!mobileのSIMカードの種類は3つ

Y!mobileから発行されているiPhone用のSIMカードは3種類あります。

  • n101
  • n111
  • n141

この3種類のSIMカードにはそれぞれ特徴があるため、自分のiPhone Xに差し込むSIMカードがどれに当たるのか必ず確認しておきましょう。

それぞれの特徴を細かく解説します。

n101

「n101」はY!mobileでSIMカード契約のみを行った場合に提供されるSIMカードです。

基本的にはSIMフリーや他社販売の中古端末と組み合わせて運用されることを想定しているため、SIMロックのかかっていないiPhoneであれば全ての機能が動作できます。

 

n111

「n111」はNFC(おサイフケータイ)に対応していない機種向けに提供されるSIMカードです。

たとえば以前にNFC非搭載のAndroid端末を使っていて、そのn111のSIMカードをiPhone Xに差し替えた場合には、Apple版のおサイフケータイ機能であるApple Payの利用はできなくなります。

おサイフケータイを使用していない状態で、SIMカードをiPhoneXで使用する場合は、注意が必要です。

 

n141

「n141」はY!mobileのプランとセット購入されたiPhoneに付属してくるSIMカードです。

このn141はY!mobileで購入したiPhoneでしか利用ができないため、たとえSIMロックのかかっていない端末であっても、他社販売のiPhoneに差し替えて使うことはできません。

機種変更する際は事務手数料を支払いSIMカードをn101に交換してもらいましょう。

 

Y!mobileでiPhoneXを利用するときのよくある質問

ここからはY!mobile利用時のよくある質問についてご紹介します。

  • メールは利用できますか?
  • 4Gにつながりません
  • 5Gには対応していますか?

3つの質問について詳しく解説します。

 

メールは利用できますか?

Y!mobileはYahoo! JAPANの関連サービスであるため、無料のYahooメールをMyアドレスに設定できます。

またMMS(キャリアメール)として「@ymobile.ne.jp」のアドレスを使用することも可能です。

もちろん電話番号によるSMS(ショートメッセージ)も利用が可能なのでメールの利用についてはご安心ください。

 

4Gにつながりません……

設定の「モバイル通信」から「モバイルデータ通信」をオンの状態にしたあと、「通話のオプション」→「音声通話とデータ」で「4G,VoLTEオン」にチェックを入れます。

それでも4Gにつながらない場合は機内モードがオフになっていることを確認してみてください。

 

5Gには対応していますか?

iPhone 12以降のシリーズであれば「通話のオプション」→「音声通話とデータ」から「5Gオン」または「5Gオート」を有効にすることで、Y!mobile対応5Gエリア内での5G通信が可能になります。

iPhone Xなどの5G非対応の機種を使っている場合にはエリア内であっても5G通信を行うことはできません。

 

まとめ

Y!mobileでは簡単な設定を行うだけで、安価にiPhone Xを使用することができます。

中古のiPhoneとサブブランドの格安料金の組み合わせは生活の質を落とすことなくコストを抑えるという点で最良の選択の一つです。

スマートフォンや通信費の見直しは定期的に賢く行なっていくようにしましょう。