iPhoneXをSIMフリーにする方法。購入方法やAPN設定についても解説

日本国内で購入が可能なiPhoneには、NTTdocomo・au・SoftBank・楽天モバイルという大手キャリアが販売するキャリア版と、Apple公式や格安SIM携帯会社などが販売するSIMフリー版があります。

 

キャリア版iPhoneには、その購入キャリアの回線でしか使用できないように「SIMロック」と言う規制がかけられていますが、現在このSIMロックは比較的簡単な手続きで解除が可能です。

 

iPhone Xのように最新機種とほとんど変わらない感覚で使用できる旧型のiPhoneは、今でも中古市場を中心に高い人気を誇っています。そのため、人気のiPhone Xを格安SIMで利用したいという人も多いでしょう。

 

ここでは、iPhone Xをメインに、SIMフリー版の購入方法や中古のiPhone Xを格安SIMと組み合わせ運用する方法について解説していきます。

 

SIMフリーのiPhoneXを購入するには?

iPhone Xは、Appleが2017年11月3日に販売開始したスマートフォンです。SIMフリー版とキャリア版は同時発売、容量はどちらも64GBと256GBの2モデルで、カラーはシルバーとスペースグレイの2色で展開されています。

 

iPhone初のホームボタン廃止デザインを採用するなど、現行機種につながるさまざまな機能が実験的に採用された機種でした。

 

iPhone Xは、iPhoneの歴史においてはかなりイレギュラーな存在であることから正式な販売期間は短く、生産終了から時間もたっているため、新品在庫もほとんど市場から消えています。それを踏まえた上で、現在のSIMフリー版iPhone Xの購入方法について見ていきましょう。

Appleストアで購入する

2021年現在、Appleストアで購入が可能なiPhone X関連のシリーズは、廉価版に当たる「iPhone XR」のみです。iPhone Xだけでなく、直接の後継機である「iPhone XS」の新品販売も終了しているので注意しましょう。

 

ただし、パーツ類や代替機はまだ用意されているので、手持ちのiPhone Xが故障した際に修理に出すことは可能です。

 

各家電量販店で購入する

 

大手の家電量販店でもApple公式と同様に、SIMフリー版のiPhone Xの取り扱いは終了しています。

 

ただし、一部の家電量販店では自社で整備を施した中古のiPhoneを販売している可能性もあり、運が良ければiPhone Xの整備済み中古品を見つけることもできるでしょう。家電量販店の整備済み中古品は独自の保証が付くため、一般の中古よりも安全です。

 

また、家電や携帯の中古取扱店には、「未開封品」や「未使用品」のiPhone Xが今でもまれに入荷することがあります。いわゆる新古品と呼ばれるiPhoneは、中古製品では避けられない問題であるバッテリーの劣化がない点が大きな購入のメリットとなります。

SIMフリー会社でセット購入する

格安SIM会社の一部では、自社の回線プランとセットで、SIMフリーの新品やSIMロック解除済みの中古iPhoneを販売しています。中古iPhoneのラインアップに今でもiPhone Xを残している格安SIM会社もあるため、回線契約と一緒に中古のiPhone Xの購入を検討しているのであれば、一番効率の良い方法です。

メルカリ・ヤフオクで中古を購入する

もっとも手軽に中古のiPhone Xを入手する方法が、メルカリやヤフオクといった個人取引サービスを利用することです。

 

今でもiPhone Xは毎日のように出品がある人気商品ですので、状態と価格のバランスを自分で見極められるのであれば、他のどんな方法よりもお得にiPhone Xを購入できます。

 

ただし、個人売買の場合はSIMロックが解除されていない端末も数多く出品されているため、販売者への事前確認や自力でのSIMロック解除方法を学んでおくことが必須です。

 

手持ちのiPhoneXをSIMフリーにする方法

過去に大手キャリアで購入したiPhone Xや、SIMロックがかかったままの中古iPhone Xを格安SIMで利用する場合にはSIMロックの解除を行わなければなりません。ここでは、SIMロックを解除するための方法を紹介します。

キャリアの店舗に持ち込む

キャリア版iPhone XのSIMロックは、ロックをかけている販売キャリアの店舗で手数料を支払うことによって解除が可能です。

 

ただし、キャリアや端末ごとに解除条件があり、自分が購入した端末なのか、中古やお下がりなどで他者から譲り受けた端末なのかでも対応が変わってきます。

 

端末料金の支払い状況、購入日から101日以上が経過しているか、ネットワーク利用制限の有無などに注意が必要です。特に、中古のiPhone Xでは、ネットワーク利用制限が問題になります。

 

以前の持ち主が料金未払いなど、何か問題を起こしていてネットワーク利用制限の状態になっていると、本体のSIMロックの解除も許可されません。メルカリやヤフオクで購入したiPhone Xでは、この手のトラブルが起きやすいので注意しましょう。

 

オンラインでSIMロック解除も可能

大手キャリアでは、オンラインでのSIMロック解除も受け付けています。店舗持ち込みの場合と違って手数料が無料で時間もかからないため、通常はオンラインでのSIMロック解除を行う方がお得です。

 

オンラインでの手続きには、公式サイトにログインするためのアカウントIDと、解除する端末のIMEI番号を確認する必要があります。IMEI番号とは、端末ごとに割り振られている固有の製造番号で、iPhone Xの場合は設定→情報の画面から確認することが可能です。

 

iPhoneをSIMフリーで使うならAPN設定が必須

SIMカードを差し替えてiPhone Xを使うには、端末がSIMフリーの状態であることに加えて、利用する回線のAPN設定が必須です。APNはアクセスポイントネームの略で、この設定を行うことによって、端末が利用キャリアを認識してその回線につなげるようになります。

 

APN設定の方法

iPhone XなどのiPhoneシリーズのAPN設定は、Wi-Fi環境下でしか行えません。自宅にWi-Fiがない場合には、落ち着いて作業のできるフリーWi-Fiスポットを活用しましょう。

端末にSIMカードを差し込む

まずは、iPhoneの側面にあるSIMトレイを引き出して、これから使用する会社のSIMカードを差し込みます。付属品のないiPhone Xを中古購入した際は、SIMピンの代わりに安全ピンなどの先の細いものを利用すれば、トレイを引き出すことができるでしょう。

APN設定用の構成プロファイルをダウンロードする

APN設定は「構成プロファイル」というプログラムデータをダウンロードして行います。通信回線事業者は、それぞれ構成プロファイルの配布を無料で行なっているので、「(会社の名前)+構成プロファイル」で検索して、ダウンロードページからプログラムデータを受け取りましょう。

端末に構成プロファイルをインストールする

構成プロファイルをダウンロードすると、自動的にインストールのためのポップアップが出現するので「許可」を選択します。

 

インストールできない場合には、まずiOSのバージョンを確認して、最新バージョンになっていないのであれば「ソフトウェア・アップデート」を行いましょう。

 

また、iPhoneは通常1種類のAPN設定しか認識しません。以前使われていたAPN設定が残っているのであれば一般→プロファイルの項目から「プロファイルを削除」を選んで削除しておく必要があります。

 

まだまだ人気のiPhoneX。SIMフリーでもっとお得に使おう

発売から時間がたち、製造が終了した現在であってもiPhone Xの人気は健在です。その理由は、現行のiPhone 12シリーズの大元にもなっているデザインと機能性にあります。

 

SIMフリーにすれば、人気のiPhone Xをお得に利用することが可能です。

 

中古で安くなったiPhone Xと格安SIM回線を組み合わせれば、最新iPhoneと大手キャリア回線の組み合わせの半分以下の料金で、十分すぎるほどのスペックを持ったiPhoneを使えます。SIMフリーのiPhone Xで、ぜひお得なスマートフォンライフを楽しみましょう。