Xperia 5 IIを徹底レビュー!スペックや評判を解説

「Xperia 5 II」は2020年10月にauとSoftbank、11月にdocomoから発売されました。
SONYの一眼レフカメラ「αシリーズ」にも搭載されている機能を継承した高性能カメラや、5G対応であることで注目されている機種です。
そんなXperia 5 IIですが、他の機種との差や使用感が気になるところです。
今回はそんな気になるデバイスのスペックや特徴について詳しく掘り下げていきますので、購入を検討している人はぜひ参考にしてください。
目次
Xperia 5 IIのスペック
引用元:https://xperia.sony.jp/xperia/xperia5m2/
まずは基本的なスペックの紹介からいきましょう。
Xperia 5 II
価格 | 99,000円(税込)(docomo) |
発売年月 | 2020年 10月 |
通信機各区 | 4G/5G |
液晶サイズ | 約6.1インチ有機ELシネマワイド(TM)ディスプレイ |
本体サイズ | 約68mm×約158mm×約8.0mm |
重量 | 約163g |
OS | Android10 |
CPU | Snapdragon 865 5G
Mobile Platform 2.8GHz/1+ 2.4GHz/3+1.8GHz/4 |
内蔵メモリ(RAM/ROM) | 8GB/128GB |
バッテリー容量 | 4,000mAh |
ワイヤレス充電 | 不可 |
電池持ち時間 | 120時間(4G LTE) |
カメラ・画質 | メイン
16㎜(超広角):有効画素数約800万画素/F値2.2 26㎜(標準):有効画素数約1,220万画素/F値2.0 52㎜(望遠):有効画素数約800万画素/F値2.4 フロント 有効画素数約800万画素/F値2.0 |
カラーバリエーション | ブラック/グレー/ブルー/ピンク/パープル |
なんと言っても5G対応であることが特徴的です。
この通信性能から、Xperia 1 Ⅱと並ぶ上位機種のひとつとされています。
価格
公式発表の本体価格は99,000円(税込)(docomo)です。
ハイエンドモデルなので各種キャリアはそれなりの価格設定をしていますが、ギリギリ10万円を切っています。
2021年5月現在は下記のキャリアから発売されています。
・docomo
・au
・SoftBank
3大キャリア以外の発売はありませんので、その他のキャリアを利用したい場合は海外のSIMフリー版を利用する必要があります。
液晶サイズ
液晶サイズは約6.1インチ、液晶のスペックは「有機ELシネマワイド(TM)ディスプレイ」となっています。
他のハイスペックなスマホと比較すると、コンパクトなサイズ感が特徴です。
画面こそ小さめですが、21:9のアスペクト比を採用しており、映画の視聴に最適です。
本体サイズ
本体サイズは約68mm×約158mm×約8.0mmと、画面サイズ同様に本体サイズも小さめの作りです。
国産のスマートフォンは海外メーカーのモデルと異なり、日本人の手に馴染みやすいサイズ感のものが多いため、そこが好きというファンが多いのも納得です。
Xperia 5 IIも、コンパクトなサイズ感で片手操作もストレスなく行えます。
カメラ・画質
メインカメラは3つのレンズで、それぞれ16mm(超広角)、26mm(標準)、52mm(望遠)となっています。
フロントカメラ(インカメラ)も約800万画素と、高性能です。
また、3つのカメラレンズを、撮影のシチュエーションごとに使い分けられます。
標準レンズのセンサーがXperia 5よりも大型化し、より多くの光が取り込めるようになりました。
このセンサーはSONYの一眼レフカメラ「αシリーズ」と同様のもので、素早い動きをブレずに捉えたり、被写体の目を認識する高い技術が搭載されています。
カラーバリエーション
カラーバリエーションはブラック、グレー、ブルー、ピンク、パープルの5種類と比較的多いカラー展開です。
どのカラーも背面に光沢があり、高級感のあるデザインです。
Xperia 5 IIの特徴
ここまではXperia 5 IIのスペックについて紹介してきましたが、次はXperia 5 IIの特徴について解説していきます。
Googleアシスタントキーを搭載
Xperia 5 Ⅱには新たに追加されたサイドボタンがあります。
Googleアシスタントを起動させる、「Googleアシスタントキー」です。
Googleアシスタントは「OK Google」でお馴染みの、音声認識によるユーザーのアシスト機能です。
従来はホームボタンの長押しや電源ボタンを2回押すなどの操作が必要でしたが、Googleアシスタントキーによって、より直感的に使用できるようになりました。
常日頃から音声認識での検索や、アラームの設定などを行っているユーザーにとっては嬉しい新機能ではないでしょうか。
120Hz採用の滑らかな動き
スマートフォンなどの通信端末の画面表示の滑らかさは、リフレッシュレートという数値でわかります。
リフレッシュレートとは、1秒間に何回画面が更新されるかを表しており単位はHz(ヘルツ)が用いられます。
Xperia 5 Ⅱのリフレッシュレートの値は、120Hzです。
これはミドルクラスのスマホと比較すると高い数値であり、非常になめらかな画面遷移を体感できます。
ハイエンドならではの高スペックCPU
Xperia 5 IIは「Snapdragon 865 5G」というCPUを搭載しています。
Xperia 5には一世代前のプロセッサが入っていますが、処理性能は約25%ほどアップしています。
メモリやストレージ容量もアップしており、全体的に極めてスペックが高いと言えるでしょう。
使いやすいマルチウィンドウ機能
Xperia 5 Ⅱには「マルチウィンドウ」という機能があります。
画面を上下に分割して、2画面表示できる機能です。
複数の作業を同時に進行したり、SNSをチェックしながらWEB検索をしたい場面などで役立ちます。
Xperia 5 IIは大画面ではありませんが、縦に長いため画面を分割できるのは嬉しい機能です。
バッテリー容量が増量
バッテリーの持ちの良さも魅力のひとつです。
4,000mAhというバッテリー容量は、Xperiaシリーズのみならず、iPhoneなどの最新の端末と比較してもトップクラスです。
動画をストリーミングで長時間見続けるなど、バッテリーに負荷のかかる行為をしなければ間違いなく丸1日持ちます。
Xperia 5 IIと1 II/10 II/5の比較
Xpreia 5 IIを同じシリーズの別機種のスペックと比較します。
Xperia 5 II | Xperia 1 II | Xperia 10 II | Xperia 5 | |
価格
(税込) |
99,000円 | 43,780円 | 43,780円 | 64,900円 |
発売年月 | 2020年 10月 | 2020年 4月 | 2020年 6月 | 2019年 10月 |
通信機各区 | 4G/5G | 4G/5G | 4G | 4G |
液晶サイズ | 約6.1インチ
有機ELシネマワイド(TM)ディスプレイ |
約6.5インチ有機ELX1(TM)for mobile | 約6.0インチ有機ELトリルミナスディスプレイ for mobileFull HD+ | 約6.1インチ有機ELシネマワイド(TM)ディスプレイ |
本体サイズ | 約68mm×約158mm×約8.0mm | 約72mm×約166mm×約7.9mm | 約69mm×約157mm×約8.2mm(最厚部9.1mm) | 約68mm×約158mm×約8.2mm |
重量 | 163g | 181g | 151g | 164g |
OS | Android10 | Android10 | Android10 | Android9 pie |
CPU | Snapdragon 865 5G
Mobile Platform 2.8GHz/1+ 2.4GHz/3+1.8GHz/4 |
Snapdragon 865 5G
Mobile Platform 2.8GHz/1+ 2.4GHz/3+1.8GHz/4 |
Snapdragon 665
2.0GHz/4+ 1.8GHz/4 |
Snapdragon 855
2.8GHz/1+ 2.4GHz/3+1.7GHz/4 |
内蔵メモリ
(RAM/ROM) |
8GB/128GB | 8GB/128GB | 4GB/64GB | 6GB/64GB |
バッテリー容量 | 4,000mAh | 4,000mAh | 3,600mAh | 3,000mAh |
ワイヤレス充電 | 不可 | 可 | 不可 | 不可 |
電池持ち時間 | 120時間(4G LTE) | 約100時間(4G LTE) | 135時間 | 105時間 |
カメラ・画質 | メイン
16㎜(超広角):有効画素数約800万画素/F値2.2 26㎜(標準):有効画素数約1220万画素/F値2.0 52㎜(望遠):有効画素数約800万画素/F値2.4 フロント 有効画素数約800万画素/F値2.0 |
メイン
16㎜(超広角):有効画素数約1220万画素/F値2.2 26㎜(標準):有効画素数約1220万画素/F値1.7 52㎜(望遠):有効画素数約1220万画素/F値2.4 フロント 有効画素数約800万画素/F値2.0 |
メイン
16㎜(超広角):有効画素数約800万画素/F値2.2 26㎜(標準):有効画素数約1220万画素/F値2.0 52㎜(望遠):有効画素数約800万画素/F値2.4 フロント 有効画素数約800万画素/F値2.0 |
メイン
16㎜(超広角):有効画素数約800万画素/F値2.4 26㎜(標準):有効画素数約1220万画素/F値1.6 52㎜(望遠):有効画素数約800万画素/F値2.4 フロント 有効画素数約800万画素/F値2.0 |
本体色 | ブラック/グレー/ブルー/ピンク | ブラック/ホワイト | ブラック/ホワイト/ミント/ブルー | ブラック/グレー/ブルー/レッド |
Xperia 5 Ⅱはバッテリー持ちの良さやカメラ、オーディオの性能と非常にバランスの取れた高スペックスマホです。
それぞれが突出して良いわけではありませんが、普通に使用する分には十分満足できるレベルでしょう。
Xperia 5 IIの評判
Xperia 5 Ⅱのスペックや特徴について解説してきましたが、ここからはtwitterでの口コミを
いくつかご紹介します。
SONYならではの高性能カメラに称賛の声が多数
ソニーのスマートフォンXperia 5 IIの、Photography Proという機能を使用して写真を撮ってもらいました!
瞳AF機能により瞳にピントを合わせて、その瞬間の表情をキレイに撮る事ができる!
常にカメラを一台持ち歩いている感覚で写真を撮るのがますます楽しい!!#Xperia #Xperia5II pic.twitter.com/SBOsMNemBK— D_Drive Yuki (@D_Drive_Yuki) May 20, 2021
『くるりんぱ』
Xperia 5 Ⅱ 画質きれい pic.twitter.com/I6iTMICRU4
— 赤西 礼保 Leo Akanishi (@Leo_Akanishi) May 21, 2021
ちょっと気になったので手持ちのコンデジ(SX720 hs)とスマホ(Xperia 5 II Photo Pro使用)の写真比較
左コンデジ右Xperia
パッと見はそこまで差は無いように感じるけども pic.twitter.com/MeafLSyhqL— 𝗦𝗰𝗼𝘁𝘁𝗼𝗸𝗮𝗿𝗲𝘃 (@Scots_rev) May 24, 2021
カメラの性能の高さを謳っているだけあって、カメラに関する良い口コミが多く見られました。
中には、実際にデジカメで撮影した写真と比較するユーザーもいました。デジカメの写真と比べても、遜色のない写真が撮影できるのは事実のようです。
アップデートが遅いなど、サポート面での不満も
Xperia 5 II、キャリアモデルから半年以上経過しての投入なのか。。
Xperia 1, 5あたりのSIMフリーとドコモでアップデート提供情報を比較してみたら、同等のアップデートが1ヶ月以上、ものによっては3ヶ月以上遅れるとかあるのよね。
本気で勝ちに行く気が感じられないんだよなぁ。。— ;; (@96sc_) May 20, 2021
今からXperia 5 IIをSIMフリーで発売するのならOSのアップデートとかのサポート期間とか長めにとって欲しいところ。 https://t.co/ppHJFNWavO
— Satoshi Kawabata(Dポ研) (@sageken) May 20, 2021
こういうのだよね!
素晴らしい!
もうちょっと早くしてよ…Pixel5買っちゃったよ…https://t.co/A8Y7zu3Ukd: 【朗報】ソニー、Xperia 5 II/1 IIはAndroid 13まで3回のOSアプデを約束、3500円のバッテリー交換プログラムも開始.https://t.co/b0buRSUEYD@GoogleNewsから— もじぞ~ (@kouraininzin) November 2, 2020
Appleなどと比べると、OSの不具合に対するアップデートの対応が遅いという印象を持つユーザーもいるようです。
また、Xperiaシリーズは新商品のリリースが早いため、アップデートを待たずに新しい端末を買って後悔してしまった……というようなレビューも見られました。
あらゆる面で高性能なモデルと評価されている
なんか無性に『Xperia 5 Ⅱ』のブルーが好きなんだよなぁ…w
高性能だしイヤホンジャックも付いてるしで、本当理想的。宝くじ当たりでもすれば、もはや室内用と(仮に傷ついたりしてもいいように)外出用で2台買いするのに…w https://t.co/iGs1ZAeZVm pic.twitter.com/8O6XMbdf5U
— L’Aile (@Laile_Laile) May 19, 2021
#ヨドバシプレゼント企画
ゲームをやるのに、新しいスマホが欲しいです。
今は、Xperia XZ1で「プロジェクトセカイ」をやっているのですが、最近動きが悪くなってきています。XPERIA 5 iiには「ゲームエンハンサー」があり、画面のタッチ性能も良いのでゲームが快適にできそうです。
— gingatetudou999 (@h5keihayabusa) May 20, 2021
xperia 5 ii 我慢できずに買ってしまった。
貴重なDSDV+おサイフケータイだし、このタイミングで出したってことはxperia 5 iiiのsimフリーは来年だろうし、何より🐴でプチフリする今のケータイはもう寿命やろ。— パリン (@hogehoge1213) May 22, 2021
おサイフケータイ対応や、イヤホンジャックが搭載されているなど、海外メーカーのスマートフォンには無い機能がやはり評価されています。
高性能のCPUと、国産メーカーならではの機能が両立したスマートフォンとして、人気があることが伺えます。
まとめ
他機種との比較や口コミの傾向から、Xperia 5 Ⅱは非常にバランスの取れた高性能スマホであることがわかりました。
高音質のオーディオや120Hzのリフレッシュレートは、ゲームや音楽好きにも納得のできるスペックでしょう。
他のXperiaシリーズのスマホと比較の上、購入を検討してみてはいかがでしょうか。