iPad 第7世代と第8世代のスペックの違いは?買取価格も調査

iPadの購入を考えているけど、第7世代と第8世代のどちらがいいのか分からない、iPadの第7世代と第8世代のスペックの違いを知りたい、という人も多いでしょう。
iPad 第7世代とiPad 第8世代は、液晶サイズや本体サイズ、カラーバリエーションに至るまで、ほとんど同じ仕様です。そのため、違いがあまり認識されていません。
この記事では、そんなiPad 第7世代のスペックや特徴、iPad 第8世代との違いについて紹介していきます。
目次
iPad 第7世代のスペック
ここでは、以下の項目でiPad 第7世代と第8世代のスペックを紹介していきます。
- 価格
- 液晶サイズ
- 重さ
- 本体サイズ
- カラーバリエーション
それぞれの項目で、iPad 第7世代と第8世代に加えて、前機種の第6世代のスペックも合わせて比較します。iPad 第7世代と第8世代に違いはあるのか、前機種とはどう違うのか、見ていきましょう。
価格
Apple iPad | データ容量 | 発売当初の価格(税別) |
第6世代 | 32GB | 37,800円 |
第6世代 | 128GB | 48,800円 |
第7世代 | 32GB | 34,800円 |
第7世代 | 128GB | 44,800円 |
第8世代 | 32GB | 34,800円 |
第8世代 | 128GB | 44,800円 |
今回は、料金が安いWi-Fiモデルで比較しています。表からも分かるように、iPad 第7世代と第8世代は同じ料金で販売が開始されました。第6世代よりも高スペックにも関わらず、料金は安くなっています。
第7世代と第8世代は、中古店などで購入してもあまり料金に違いはありません。第8世代の方が新しいので多少高くなる傾向ではありますが、大きな違いはないでしょう。
液晶サイズ
iPad(第6世代) | iPad(第7世代) | iPad(第8世代) | |
液晶サイズ | 9.7インチ | 10.2インチ | 10.2インチ |
ここでは、液晶サイズの違いについて比べました。iPad 第7世代の液晶サイズは第8世代と同じです。
しかし、前機種であるiPad 第6世代の液晶サイズは9.7インチなので、iPad 第7世代からは0.5インチサイズが大きくなっています。液晶サイズが拡大したiPad 第7世代は、第6世代よりも動画や画像をより一層大画面で楽しめるでしょう。
本体サイズ
iPad(第6世代) | iPad(第7世代) | iPad(第8世代) | |
高さ | 240mm | 250.6mm | 250.6mm |
幅 | 169.5mm | 174.1 mm | 174.1 mm |
厚さ | 7.5mm | 7.5mm | 7.5mm |
iPad 第7世代は第8世代とサイズも同じです。第6世代と比べて液晶サイズが大きくなった分、第7世代からは幅と高さが増しています。
ただし、サイズが大きくなっても、厚さはiPad 第6世代と同じ7.5mmなので、持ちやすさに大きな変化はありません。
重さ
iPad(第6世代) | iPad(第7世代) | iPad(第8世代) | |
重さ(Wi-Fi) | 469g | 483 g | 490 g |
重さ(Wi-Fi+Cellular) | 478g | 493 g | 495 g |
液晶や本体サイズが小さい第6世代が軽いのは当然といえますが、サイズが同じ第8世代と比較すると第7世代の軽さが分かります。若干ではありますが、第8世代よりも軽量で持ち運びがしやすいです。
カラーバリエーション
iPad(第6世代) | iPad(第7世代) | iPad(第8世代) | |
カラー | シルバー
スペースグレイ ゴールド |
シルバー
スペースグレイ ゴールド |
シルバー
スペースグレイ ゴールド |
ここでは、カラーバリエーションの違いについて比較しました。カラーバリエーションは、第6世代から第8世代まで変わりはありません。
Appleの基本的な配色で、どれも人気の高いカラーです。シンプルでありながらもスタイリッシュなApple製品の特徴を生かした大人な雰囲気のあるボディカラーとなっています。
iPad 第7世代の特徴
第7世代の基本的なスペックについて解説しましたが、ここからはさらに理解を深めるため、iPad 第7世代の特徴を紹介します。第7世代の主な特徴は以下の4つです。
- 大きいディスプレイ
- Smart keyboardに対応
- 複数のアプリを同時に使用
- 価格が安い
それぞれの項目を説明するので、見ていきましょう。
大きいディスプレイ
iPad 第7世代の特徴は、大きなディスプレイが特徴です。前機種であるiPad 第6世代の9.7インチから10.2インチへ変わり、ディスプレイサイズがより大きくなりました。
数字だけだとあまり変わったように感じられませんが、一目で広がったと認識できるほどの違いです。
また、第7世代では、色鮮やかで細やかな表現を可能にする高解像度のRetinaディスプレイが採用されています。第6世代よりもピクセル解像度が上がっているなどの特徴もあるため、より高い解像度での動画視聴などが可能です。
Smart keyboardに対応
iPad 第7世代からSmart Connecter端子を搭載したことで、Smart keyboardの対応ができるようになりました。Smart keyboardを使えば、本格的なデスクトップPCさながらの操作ができて、作業効率が格段に上がります。
また、Apple Pencilにも対応しているので、iPad 第7世代でイラストを描いたり、メモの代わりとしても利用可能です。ビジネスシーンだけでなく、クリエイティブな場面でも活躍ができるようになっています。
複数のアプリを同時に使用
iPad 第7世代は、複数のアプリを同時使用できる「Split View」という便利な機能も搭載しています。Split Viewを利用すれば、複数のアプリを画面上で分割して、実行・操作が可能です。
たとえば、Youtubeを見ながらメールを返したりなど、Split Viewを利用すれば簡単に複数のタスクをこなせます。複数のアプリを同時に利用して、作業効率を上げたい方に嬉しい機能です。
価格が安い
Wi-Fiモデル | 32GB 34,800円
128GB 44,800円 |
Wi-Fi + Cellularモデル | 32GB 49,800円
128GB 59,800円 |
※表は税別価格を記載しています。
iPad 第7世代は、価格が安くコストパフォーマンスに優れたモデルです。前機種の第6世代よりも性能は上がっているのに料金は安くなっているため、とてもお得な機種ということが分かります。
家でしか使わない、容量は少なくても良い、という人なら40,000円以下で購入することも可能です。Wi-Fiのない外出先でも利用したい人は、Wi-Fi + Cellularモデルを購入する必要がありますが、それでも50,000円程度と手に入れやすい価格になっています。Wi-Fi + Cellularモデルはデータ容量が最大の128GBでも60,000円ほどなので、購入も難しくないでしょう。
iPad 第8世代との違いはほとんどない?
ここまで比較してみたところiPad 第8世代とiPad 第7世代は、ほとんど違いがありませんでした。サイズや性能に大きな変化はなく、第7世代の方が少し軽いくらいです。そのため、前述したようにiPad 第8世代は第7世代と販売価格も同じでした。
ただし、プロセッサだけはiPad 第7世代に搭載されているチップから変更されています。ここでは、そんな変更されたプロセッサについて紹介するので、見ていきましょう。
違いを言うならプロセッサ
iPad(第7世代) | iPad(第8世代) | |
プロセッサ | 第4世代 A10 Fusion | ニューラルエンジン搭載
A12 Bionic |
iPad 第8世代のプロセッサは、第4世代 A10 Fusionより新しいニューラルエンジン搭載A12 Bionicへ変更されました。
pad 第8世代に搭載されているニューラルエンジン搭載A12 Bionicは、i第4世代 A10 Fusionよりも処理性能、画面描写性能が向上しています。
しかし、A10 Fusionでも、SNSやインターネット、ゲームなどの利用に問題はありません。スマホゲームや動画視聴の頻度が高い人は第8世代が良いですが、そうでなければ第7世代でも十分でしょう。
iPad 第7世代の買取価格は?
iPad 第7世代の買取価格について、各キャリア、SIMフリー、Wi-Fiモデルでまとめました。
現在iPad 第7世代をすでに持っていて売ろうか悩んでいる人は、参考にしてみてください。
三大キャリア/SIMフリー
モデル | 容量 | 商品の状態 | 価格 |
Wi-Fi+Cellular | 32GB | 未使用 | 32,000円 |
Wi-Fi+Cellular | 32GB | 中古 | 32,000円~26,000円 |
Wi-Fi+Cellular | 128GB | 未使用 | 41,000円 |
Wi-Fi+Cellular | 128GB | 中古 | 41,000円~32,000円 |
参考:イオシス
三大キャリアとSIMフリーのiPad 第7世代の買取価格はほとんど違いがありません。SIMフリーの方はキャリアよりも本体の状態などの方が重視されるようです。iPad 第7世代の売却を考えている人は、本体に傷などがないかチェックしてみましょう。
モデル | 容量 | 商品の状態 | 価格 |
Wi-Fiモデル | 32GB | 未使用 | 31,000円 |
Wi-Fiモデル | 32GB | 中古 | 31,000円~24,000円 |
Wi-Fiモデル | 128GB | 未使用 | 39,000円 |
Wi-Fiモデル | 128GB | 中古 | 39,000円~29,000円 |
参考:イオシス
販売価格が安いので当然のことですが、Wi-Fiモデルの買取価格はWi-Fi+Cellularモデルよりも安い傾向です。こちらはキャリアなどに全く影響されない機種なので、本体が綺麗な状態であれば高値が期待できるでしょう。
まとめ
iPad 第7世代は、液晶サイズや本体サイズは第8世代とほとんど変わりがありませんが、あえていうなら比較的軽めなので持ち運びがしやすいというのがメリットになります。
第7世代の主な特徴は以下のとおりです。
- 大きいディスプレイ
- Smart keyboardに対応
- 複数のアプリを同時に使用
- 価格が安い
第8世代との違いは、プロセッサです。iPad 第8世代のプロセッサは、第7世代に使用されている「第4世代 A10 Fusion」より新しい「ニューラルエンジン搭載A12 Bionic」になっています。しかし、第4世代 A10 Fusionでも通常のインターネットやSNSには十分なので、自分の使用目的に合わせて選ぶと良いでしょう。