iPad mini 5のスペックは?特徴を解説

iPadシリーズの中でも、小さいサイズで持ち運びもしやすいという点で人気のあるiPad mini 5ですが、購入を検討している人も多いのではないでしょうか?
本記事では、iPad mini 5について、特徴や価格などの本体情報を徹底的に解説します。また、セルラーモデルとWi-Fiモデルのどちらが良いのかなども解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
iPad mini 5のスペック
iPad mini5のスペックについて、表でまとめて紹介します。
ここでは、現状のモデルと比較しつつ、さらに深堀りして詳しく解説するので、iPad mini5の基本性能を知りたい人はぜひ見てみてください。
価格 | 50,380円〜(発売発表時) |
液晶サイズ | 7.9インチ |
本体サイズ | 高さ203.2mm 幅134.8mm 厚さ6.1mm |
重さ | Wi-Fiモデル300.5g、Cellularモデル308.2g |
カラーバリエーション | シルバー、スペースグレイ、ゴールド |
価格
iPad mini 5の発売が発表された当時、1番安いWi-Fi・ストレージ容量64GBのモデルで50,380円でした。ちなみに、1個前の第4世代・2個前の第3世代両方とも42,800円から発売されているので、少し値上がりしています。
他のシリーズの価格と合わせて、比較してみましょう。
モデル | 新品価格 |
iPad mini 5 | 50,380円〜 |
iPad | 38,280円〜 |
iPad Air | 69,080円〜 |
iPad Pro 11インチ | 94,800円〜 |
iPad Pro 12.9インチ | 129,800円〜 |
※iPad mini 5以外は、2021年5月最新モデルの価格
iPad miniは、無印のiPadの次に安価でした。5万円を切らないのが少し残念ですが、それでもiPadシリーズの中では安く、手に入れやすい価格です。
液晶サイズ
iPad mini 5の液晶サイズは、7.9インチです。前機種の第4世代・第3世代も7.9インチであるため、iPad miniシリーズはバージョンアップを重ねても、液晶サイズに変化はないようです。
それでは、他のシリーズモデルと液晶サイズを比較してみましょう。
モデル | 液晶サイズ |
iPad mini 5 | 7.9インチ |
iPad | 10.2インチ |
iPad Air | 10.9インチ |
iPad Pro 11インチ | 11インチ |
iPad Pro 12.9インチ | 12.9インチ |
※iPad mini 5以外は、2021年5月最新モデルのサイズ
上記のとおり、他のiPadシリーズと比較するとiPad miniはかなり小さいサイズです。完全に小型モデルとして差別化されており、最低でも2.3インチ以上の差があります。
そのため、大画面を使わない読書やメモパッド、辞書などの使い方が適しているでしょう。大画面でゲームやイラスト制作をしたいなら、iPad AirやiPad Proがおすすめです。
本体サイズ
iPad mini 5の本体サイズは、高さ203.2mm、幅134.8mm、厚さ6.1mmです。大きさは第4世代と変わらないにも関わらず、CPU、グラフィック性能はアップしています。
手の大きな男性なら片手で持てるくらいのサイズ感です。女性は片手では持てない人が多いですが、他のiPadと比べるとかなり持ちやすいサイズでしょう。
ちなみに他のモデルと比較すると、下記の表のとおりです。
モデル | 高さ[mm] | 幅[mm] | 厚さ[mm] |
iPad mini 5 | 203.2 | 134.8 | 6.1 |
iPad | 250.6 | 174.1 | 7.5 |
iPad Air | 247.6 | 178.5 | 6.1 |
iPad Pro 11インチ | 247.6 | 178.5 | 5.9 |
iPad Pro 12.9インチ | 280.6 | 214.9 | 6.4 |
※iPad mini 5以外は、2021年5月最新モデルのサイズ
他のモデルと比較して、ひとまわりもふたまわりも小さいことが分かります。小さくて持ち運びやすいのがiPad mini 5の大きな魅力です。
重さ
iPad mini 5の重さは、約300gです。iPad mini 4の重さが、Wi-Fiモデルなら298.8g、セルラーモデルなら304gだったので、若干重くなりました。
それでは、他のシリーズの重さと比較してみましょう。
モデル | 重さ[g] | |
Wi-Fiモデル | セルラーモデル | |
iPad mini 5 | 300.5 | 308.2 |
iPad | 490.0 | 495.0 |
iPad Air | 458.0 | 460.0 |
iPad Pro 11インチ | 466.0 | 468.0 |
iPad Pro 12.9インチ | 682.0 | 684.0 |
※iPad mini 5以外は、2021年5月最新モデルの重さ
iPad mini は非常に軽量で本体サイズも小さいので、携帯性に優れているとわかります。上着のポケットやかばんに入れて持ち運べるサイズになっているのは嬉しいところです。
カラーバリエーション
iPad mini 5は、「シルバー」、「スペースグレイ」、「ローズゴールド」の3色が展開されています。第4世代と同じカラーバリエーションで、新たなカラーの追加はありませんでした。
それでは、他のシリーズのカラーバリエーションと比較してみましょう。
モデル | カラーバリエーション |
iPad mini 5 | シルバー、スペースグレイ、ローズゴールド |
iPad | シルバー、スペースグレイ、ローズゴールド |
iPad Air | シルバー、スペースグレイ、ローズゴールド、グリーン、スカイブルー |
iPad Pro 11インチ | シルバー、スペースグレイ |
iPad Pro 12.9インチ | シルバー、スペースグレイ |
※iPad mini 5以外は、2021年5月最新モデルのカラー
比較した結果、iPad Airが一番カラーバリエーションに富んでいると分かります。シルバー、スペースグレイ、ローズゴールドは、どれも上品な色合いであるため、高級感を売りにしているのでしょう。本体カラーを楽しみたい人はiPad Airを選ぶと良いです。
iPad mini 5の特徴
ここでは、iPad mini 5の特徴についてまとめていきます。iPad mini 5の主な特徴は、下記の4点です。
- 持ち運びできる電子書籍リーダー
- ちょうど良いサイズ感
- メモ帳代わりに最適
- 子ども用にもおすすめ
順番に深堀りして紹介してきます。
持ち運びできる電子書籍リーダー
iPad mini 5は、持ち運びできる電子書籍リーダーとしても非常に優秀です。小型・軽量・薄型の特徴を持っているため、携帯性に優れています。
タブレットなので、Amazon Kindleや楽天Koboリーダーといった電子書籍サイトをアプリから気軽に利用できて、目的の本を探すのも簡単です。
Amazon Kindleや楽天Koboリーダーなどの大手電子書籍サイトを利用すれば、さまざまな種類の本が楽しめて、読みたい本を好きなだけ読むことができるでしょう。
ちょうど良いサイズ感
iPad mini 5は、持ち運びの負担にならない、携帯性に優れているサイズ感が特徴です。
大きすぎず、小さすぎない画面サイズを持ち、幅広い用途で活躍します。マシンパワーもあるので、ビジネスやエンターテインメントなど、大画面を必要としないシーンならiPad miniで十分です。
もちろん、大画面を必要とするクリエイティブ作業には、iPad AirやiPad Proの方が使いやすいでしょう。自分のライフスタイルや用途合わせたモデルを選ぶのがおすすめです。
メモ帳代わりに最適
iPad mini 5は、高い携帯性を持っているだけでなくApple Pencilとも相性が良いため、メモ帳代わりとしても最適です。
Apple Pencilとは、Apple公式が販売するペン型デバイスです。画面上で文字やイラストを描いたり、操作したりできます。
iPad mini 5はApple Pencilに対応しており、一緒に持ち運べば、必要なときに手早く正確なメモを残すことが可能です。電子メモなら紛失の恐れもなく、カレンダー機能やタスク管理アプリと組み合わせれば利便性もアップします。
子ども用にもおすすめ
iPad mini 5は小さめのサイズ感で、子どもにもちょうど良い大きさになっています。
お子さんがいる家庭なら、子どもが絵を描いているうちに机や壁にも描いてしまったということも珍しくないでしょう。そんなとき、タブレットで絵を描けば机や壁を汚さないので安心です。しかし、一般的なタブレットは大きくて重いので、落下したときに子どもがケガをするリスクがあります。
その点、iPad mini 5は比較的小型かつ軽量なので、子どもでも安心です。また、本体設定で「コンテンツとプライバシーの制限」からフィルタリングをかければ、有害なコンテンツからも守れます。
セルラーモデルとWi-Fiモデル買うならどっち?
iPadにはセルラーモデルとWi-Fiモデルの2種類がありますが、どっちを買えば良いのか悩んでしまう人も多いでしょう。ここでは、セルラーモデルとWi-Fiモデルならどっちを買えばいいのかを紹介します。
結論からお伝えすると、「一長一短なので、あなたに適したモデルを選ぶべき」というのが答えです。しかしこの回答では、どっちつかずで困る方もいるでしょう。
そこで、本章ではセルラーモデルと、Wi-Fiモデルのそれぞれのメリット・デメリットを解説します。
セルラーモデル
メリット
- 携帯電話回線を使っていつでもどこでもインターネット接続できる
- Wi-Fi環境のないカフェや公共施設、移動中の車内に便利
デメリット
- SIMキャリアと契約するので月額料金が発生する
- 本体価格がWi-Fiモデルと比べて若干高い
常日頃から、インターネット接続を外出先でも使う機会がある人におすすめです。もちろん、接続できるに越したことはありませんが、その分お金がかかるので使う頻度が低い人や余裕のない人はやめておいた方が良いでしょう。
Wi-Fiモデル
メリット
- 本体価格がセルラーモデルより若干安い
- 本体を買い切れば、それ以上のお金は発生しない
※自宅のインターネット回線利用料を除く
デメリット
- Wi-Fiのある通信環境以外は、インターネットに接続できない
- インターネット接続が必須なアプリやサービスを気軽に楽しめない
Wi-Fiモデルは、自宅やフリーWi-Fiスポットがある場所でしか使わない人におすすめです。値段も安いので、iPad mini 5の利用頻度が低い人は、こちらで十分満足できます。
iPad mini 5買取っていくらになる?
万が一iPad mini 5が気に入らなかった場合は、買取をお願いするのがおすすめです。最新モデルである今なら、査定で高値を出してくれるでしょう。
ここでは、iPad mini 5の買取はいくらくらいになるのか調べてみました。スマホやタブレット専門で中古販売を手掛ける中古販売サイト「イオシス」では、下記の基準を公表していす。
◆iPad mini 5 買取価格表
キャリア・モデル | 中古買取価格 | |
Cellular 64GB | Cellular 256GB | |
ドコモ | 37,000円~28,000円 | 46,000円~35,000円 |
au | 37,000円~28,000円 | 46,000円~35,000円 |
ソフトバンク | 37,000円~28,000円 | 46,000円~35,000円 |
SIMフリー | 37,000円~28,000円 | 46,000円~35,000円 |
キャリア・モデル | 中古買取価格 | |
Wi-Fi 64GB | Wi-Fi 256GB | |
Wi-Fiモデル | 35,000円~26,000円 | 44,000円~32,000円 |
iPad mini 5は高値で買い取ってもらえるので、必要がなければ売ってしまった方が良いでしょう。未使用品はさらに高額になる可能性が高いため、使わないのであれば早めに見切りをつけるのが大切です。
まとめ
iPad mini 5は、2021年現在最新のiPad miniモデルで、小さいサイズで持ち運びがしやすいと人気のタブレットです。小さいながらも性能は高く、普段使いなら十分に使えます。
大画面でゲームをしたり、イラスト制作をしたりしないのであれば、iPad miniはとてもおすすめです。
購入するときは、格安SIMやAppleペンシルなどのアクセサリーも別途購入して、自分のライフスタイルに合うようにカスタマイズすると、さらに使いやすくなります。