iPad Air 新型はいつ発売される?iPad Proのスペックと比較

iPad Air の第一世代から見てみよう
まずは、iPad Air の第一世代からスペックを見てみましょう。
初代iPad Airのスペック詳細は下記の通りです。
画面サイズ | 9.7インチ |
高さ:幅:厚さ | 240mm:169.5mm:7.5mm |
重量(Wi-Fiモデル/Cellularモデル) | 469g/478g |
CPU | A7チップ |
解像度 | 2,048 x 1,536ピクセル、264ppi |
ストレージ容量 | 16GB/32GB/128GB |
メモリ容量 | 非公開 |
カラーバリエーション | シルバー、スペースグレイ |
価格 | 51,800円(税込)〜 |
今では、高い性能さを感じなくなってしまった初代iPad Airですが、発売当時は中〜高性能モデルとして販売していました。次に、最新モデルである第4世代のスペックを見てみましょう。
第4世代、iPad Air 4のスペック詳細は下記の通りです。
画面サイズ | 10.9インチ |
高さ×幅×厚さ | 250.6mm:174.1mm:6.1mm |
重量(Wi-Fiモデル/Cellularモデル) | 458g/460g |
CPU | Neural Engineを搭載した
A14 Bionicチップ |
解像度 | 2,360 x 1,640ピクセル、264ppi |
ストレージ容量 | 64GB/256GB |
メモリ容量 | 非公開 |
カラーバリエーション | シルバー、スペースグレイ、ローズゴールド、グリーン、スカイブルー |
価格 | 69,080円(税込)〜 |
上記の通り、初代iPad Airと最新モデルであるiPad Air 4ではさまざまな面で変化していることがわかります。以下の表に簡単にまとめました。
・iPad Airの初代モデルが第4世代モデルまでに変化した点
画面サイズ | 大型化している |
高さ×幅×厚さ | より大きく、より薄くなっている |
重量 | わずかに軽量化している |
CPU | より高性能チップが使われている |
解像度 | ピクセル数が増えて、より高精細になっている |
ストレージ容量 | 選択肢が減ったものの、より大容量の256GBを選べるように |
メモリ容量 | 同じく非公開のまま |
カラーバリエーション | 種類が増加している |
価格 | 増額している |
新型iPad Airも同じような傾向にある可能性が高く、iPad Air 5では、iPad Air 4と比較して、さらに高スペックな製品が出るのは間違いないといえるでしょう。
iPad Air 新型は2020年10月23日発売
iPad Air 4は、新型モデルとして2020年10月23日に発売されました。
ここでは、iPad Air 4でカスタマイズした内容ごとに、値段、どんな人におすすめなのかを紹介していきます。今回紹介するのは、下記の4通りです。
- iPad Air (4th generation) with Wi-Fi/64GB
- iPad Air (4th generation) with Wi-Fi/256GB
- iPad Air (4th generation) with Wi-Fi + Cellular/64GB
- iPad Air (4th generation) with Wi-Fi + Cellular/256GB
それでは、順番に紹介していきましょう。
iPad Air (4th generation) with Wi-Fi/64GB
ストレージ容量 | 64GB |
対応通信 | Wi-Fi |
値段 | 60,980円 |
こちらのモデルは、最も安いのが特徴です。そのため、安い値段でiPad Airを手に入れたい人におすすめとなっており、普段からネットサーフィンや動画鑑賞がメインの人なら十分満足できます。また、Wi-Fi環境がないとインターネット接続はできないので注意が必要です。
iPad Air (4th generation) with Wi-Fi/256GB
ストレージ容量 | 256GB |
対応通信 | Wi-Fi |
値段 | 87,780円 |
こちらのモデルは、ストレージ容量が大きいものの、上記で紹介した64GB同様Wi-Fi環境がないとインターネット接続はできません。作業場所が自宅メインで、映像制作や動画編集などのサイズの大きいデータを扱う人におすすめのモデルです。
iPad Air (4th generation) with Wi-Fi + Cellular/64GB
ストレージ容量 | 64GB |
対応通信 | Wi-Fi + 携帯電話回線 |
値段 | 85,580円 |
こちらのモデルは、ストレージ容量は少ないものの、携帯電話回線により、どこでもインターネットに接続できます。
そのため、データの小さいテキストファイルや、画像ファイルを扱うビジネスマンにおすすめです。Wi-Fi環境がない外出先でも、調べ物やクラウドデータのやり取り、Web会議が快適にできます。
iPad Air (4th generation) with Wi-Fi + Cellular/256GB
ストレージ容量 | 256GB |
対応通信 | Wi-Fi + 携帯電話回線 |
値段 | 104,280円 |
こちらのモデルは、ストレージ容量も大きく、携帯電話回線によりどこでもインターネット接続できる最大スペックを誇ります。値段は高いものの、iPad Airのスペックを最大限に高めた製品です。
そのため、外出先でも重たいデータを扱うクリエイターにおすすめです。Wi-Fi環境のないカフェや公共施設、電車や新幹線でも調べ物や作業を快適に行なえます。
また、クリエイター以外でも、数年レベルでタブレットを使用する人におすすめです。たくさんのデータを蓄積でき、自由度も高いのでやれることが多いので、長い期間で見ても有効活用できます。
iPad Proは2021年発売決定
iPad Proの新型モデル「iPad Pro 5」は、2021年5月21日に発売が開始しました。そこで、iPad ProとAirのスペックを比較して、どちらを買うべきなのか検討してみましょう。
AirのスペックとProのスペックを比較
ここでは、iPad Pro 5のスペックを紹介します。iPad Air 4、前機種のiPad Pro 4、iPad Pro 5のスペックを比較した結果は、下記の通りとなっています。
iPad Air 4 | iPad Pro 4 | iPad Pro 5 | |
画面サイズ | 10.9インチ | 12.9インチ | 12.9インチ |
高さ×幅×厚さ | 250.6mm:174.1mm:6.1mm | 280.6mm:214.9mm:5.9mm | 280.6mm:214.9mm:6.4mm |
重量(Wi-Fiモデル/Cellularモデル) | 458g/460g | 641g/643g | 682g/684g |
CPU | Neural Engineを搭載した
A14 Bionicチップ |
次世代のNeural Engineを搭載したM1チップ | 次世代のNeural Engineを搭載したM1チップ |
解像度 | 2,360 x 1,640ピクセル、264ppi | 2,732 x 2,048ピクセル、264ppi | 2,732 x 2,048ピクセル、264ppi |
ストレージ容量 | 64GB/256GB | 128GB/256GB/512GB/1TB | 128GB/256GB/512GB/1TB/2TB |
メモリ容量 | 非公開 | 非公開 | 非公開 |
カラーバリエーション | シルバー、スペースグレイ、ローズゴールド、グリーン、スカイブルー | シルバー、スペースグレイ | シルバー、スペースグレイ |
大きな違いは「CPU」と「カラーバリエーション」です。
iPad Proは、アップルが自社開発・製造し、2020年新型MacBookにも搭載したM1チップを採用しています。そのため、iPad ProとAirの性能差は、さらに広がったと予想されます。
iPad Airの強みは、カラーバリエーションの豊富さです。「スカイブルー」と「グリーン」はAirにしかないので、この2色を購入する場合は、iPad Airを選ぶべきでしょう。
以上から、それぞれのモデルがおすすめな人は、下記の通りです。
iPad Proがおすすめな人 | iPad Airがおすすめな人 |
・より高性能なタブレットが求める人
・M1チップ搭載のiPadが欲しい人 ・高負荷なゲームや重たいクリエイティブ作業をメインに使う人 |
・値段と性能のバランスが良いタブレットが欲しい人
・カラーが「スカイブルー」または「グリーン」のiPadが欲しい人 |
2021年iPad Air情報
最後に2021年に出回っている、新型iPad Air「iPad Air 5」のリーク情報を紹介します。2021年6月現在、台湾のDigiTimesによると、下記の情報があがっています。
- 画面:有機ELディスプレイ搭載
- CPU:A15 Bionic
- メモリ容量:6GB
- バッテリー駆動時間の向上
- 発売は2022年の序盤(3月頃という情報も)
情報の正確性は定かではありませんが、大きな情報は得られていません。
唯一気になる点は、CPUは「A15 Bionic」になるとの情報です。
M1チップが開発された今、A15チップを採用するのが、プラスになるのか?マイナスと出るのか現時点では、わかりませんが、M1チップであれば、すでにMacBookに搭載され、高い評価を得ています。
アップルが新型iPad AirにM1チップとA15 Bionicチップのどちらを選ぶのか、今後も、注目していきましょう。
まとめ
本記事ではAppleの「iPad Airシリーズ」の新型について解説・考察しました。最後に大切なポイントをおさらいしましょう。
- iPad Airは、初代から第4世代にかけて大きく進化しており、新型の第5世代でも各種性能の向上が期待できる
- 現状の最新モデルiPad Air 4を買いたい人は、用途や予算に応じたカスタマイズ内容を選ぶべき
- 新型iPad Proも販売を開始しているので、新型Airを待つのではなくProを選択するのも視野に入れること
残念ながら、iPad Airの新型モデルの情報は少なく、開発も進んでいない可能性が高いですが、iPad Proの売れ行き次第では、今後、M1チップを搭載したコスパ抜群の、iPadAirが誕生する可能性もあるのでそれを期待しておきたいところです。