最新のタブレットPCを選ぶならこれ!おすすめ7選と選ぶポイントを解説

「タブレットPC」とは、サイズが7〜12インチ程度とコンパクトサイズで、取り外し可能なキーボードが付属しているデバイスを指します。
タッチパネルとなっているため、画像やデータにペンで直接書き込めるのが特徴で、ノートパソコンよりも比較的軽いものが多く、気軽に持ち歩けるのも魅力の1つでしょう。
また、通常のタブレットには無いUSBポートが搭載されていたり、機能性が高く、タブレットとノートパソコンのいい所を兼ね合わせた製品です。
この記事では、そんな魅力が多いタブレットPCの気になる価格やスペックを比較しながらご紹介します。ぜひ参考にしてください。
タブレットPCを選ぶポイントは3つ
タブレットPCを選ぶ際のポイントは3つあります。
- OS
- LTE対応(SIMフリー)
- サイズ
この3点をしっかり確認していけば、自分にはどのようなタブレットPCがあっているのかが見えてきます。
それでは、それぞれ解説していきます。
OS
OSとはオペレーティングシステムの略で、パソコンやスマートフォン、タブレットを操作したり、アプリを使ったりするための土台となる「基本ソフトウェア」です。ユーザーがパソコンなどを簡単に操作できるように、重要な役割を果たしています。
OSはさまざまなメーカーが開発しており、中でもシェア率が高いのが下記の3つです。
- Google社のAndroid
- Apple社のiOS
- Microsoft社のWindows
他にもLinux、RHEL、UbuntuなどたくさんのOSが存在しますが、それぞれメリットや特徴が異なります。タブレットを購入する際は、まずはOSから選ぶというのもおすすめです。
LTE対応(SIMフリー)
タブレットPCには、LTE対応したSIMフリーモデルとWi-Fiモデルの2種類があります。
SIMフリーモデルとは、スマートフォンと同じように通信会社と契約することで、野外などWi-Fi環境がないところでも自由にネット環境が使えるというものです。LTEは屋外での携帯電話使用を想定して作られた通信技術のため、外で利用しても電波が安定しているというメリットがあります。
ただし、SIMフリーモデルは便利ですが毎月通信料金がかかるものになるので契約の際は注意しましょう。
一方で、Wi-Fiモデルは通信会社との契約は必要ないため費用的には安く抑えることができます。しかし、Wi-Fi環境がないと通信ができないため、不便に感じることもあるかもしれません。
それぞれのメリット・デメリットを確認して、自分がどういうシチュエーションでタブレットPCを使いたいのか、よく考えてから選択しましょう。
サイズ
タブレットPCのサイズは8インチほどのコンパクトなものもありますが、パソコンの機能も備えているので、タブレットよりも少し大きく、だいたい10〜13インチのものが多いです。
映像や画像の編集作業をしたいなら大きな画面の方が使いやすいですし、持ち運ぶことが多ければ小さいサイズの方が便利です。メーカーによって販売されているサイズも違うので自分の使用用途をよく考えて、選んでみましょう。
タブレットPCの人気メーカー
タブレットPCの中で、特に人気なメーカーをいくつかご紹介します。
それぞれに異なるメリットがあるので、どんなメリットなのか見ていきましょう。
Apple
iPhoneが有名なApple社ですが、優れたタブレットPCもたくさん販売されています。
「iPad」シリーズは全てキーボードを取り付けることができ、「iPad pro」や「iPad air」はパソコンとして使っても差し支えない性能です。別売りのキーボードやマウスを使えば、より作業効率も上がるでしょう。
また、クリエイティブ用途に特化しているのが特徴で、パソコンを買うよりもより格安で画像・動画・音楽編集などができます。iPhoneを使っている方なら同じ操作感覚で簡単に使うことも可能ですし、他のApple製品と互換性があるのもメリットです。
ASUS
ASUS(エイスース)は台湾のメーカーで、高品質とコストパフォーマンスの高さが人気です。WindowsOSが搭載されているので、パソコンと同じような使い方をしたい人に最適でしょう。
ビジネスシーンでは、WordやExcel、PowerPointなどの「Microsoft Office」ソフトを使用する方も多いと思います。ASUSはお伝えしたとおりWindowsOSが搭載されているので、独自のアプリを使用するiOSやAndroidのタブレットと違い、パソコンと同じソフトを使用できるというのが大きなメリットでしょう。
さらに、価格のリーズナブルさも特徴で、比較的安く本格的な機能を備えたモデルを入手できるので、ビジネス用はもちろん、初めてのタブレットや気軽に使えるタブレットをお探しの方にもおすすめです。
製品の選択肢も多いので、用途やライフスタイルに応じて最適なものがきっと見つかるでしょう。
マイクロソフト
マイクロソフトは多くのパソコンに搭載されているWindowsOSを開発しているので、タブレットPCもパソコンと同じソフトが使えるのが特徴でしょう。WordやExcelなどを複数収録した「Microsoft Office」がそのまま使えるのは大きなメリットとなっており、ビジネス用の代表的なメーカーです。
基本操作は一般的に多く利用されている通常のパソコンと同じで、スタートメニューの配置などは変わらないため、Windows搭載のPCをすでに使っている方であればすぐに使いこなせるでしょう。
パソコンよりも安く購入でき、機種によってはパソコンと比較しても、ひけをとらないスペックのモデルもあります。
また、USB接続やBluetooth接続に対応しているので、パソコン用のマウスやキーボード、プリンターなどを接続して使うことができます。
2021年おすすめタブレットPC
上記でご紹介したApple社、ASUS社、マイクロソフト社のタブレットはもちろん、その他のメーカーまで、2021年おすすめのタブレットPCをご紹介します。
タブレットPCの購入をご検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。それでは、見ていきましょう。
おすすめ1:Apple(アップル) iPad Pro 12.9インチ
名前 | iPad Pro 12.9インチ MHNH3J/A |
価格 | 128GB:129,800円(税込)
256GB:141,800円(税込) 512GB:165,800円(税込) 1TB:213,800円(税込) 2TB:261,800円(税込) |
本体サイズ | 280.6 mm × 214.9 mm × 6.4 mm |
画面サイズ | 12.9インチ |
解像度 | 2,732 x 2,048ピクセル(264ppi) |
重さ | Wi-Fiモデル
682 g Wi-Fi + Cellularモデル 684 g |
引用:Apple公式
Apple独自の「M1チップ」を搭載したタブレットPCです。
動画編集やゲームなどをスムーズにできるのが特徴で、イラスト制作などのクリエイティブな作業に最適でしょう。
12.9インチの「Liquid Retina XDRディスプレイ」を搭載しているので、映像も高精細に再生可能で、画像や動画のチェックはもちろん、映画鑑賞などの趣味にもおすすめです。
また、広角フロントカメラも魅力の1つで、映画レベルのビデオ手ぶれ補正、6つのエフェクトを備えたポートレートライティングなど、機能もより進化しました。
Face IDにも対応しており、セキュリティ機能も安心でしょう。その他にも10時間持続するバッテリー、丈夫で壊れにくいボディなど、便利な機能を搭載しています。
別売りのアイテムも充実しており、特にノートパソコンのようにタイピングできるSmart Keyboard、イラスト制作やメモを取りたいときに便利なApple Pencilが人気です。
おすすめ2・ASUS VivoBook Flip 14
名前 | ASUS VivoBook Flip 14 TM420IA (TM420IA-EC163T) |
価格 | Microsoft Office H&B 搭載モデル:129,800円(税込)
Ryzen 7 + WPS Office 搭載モデル:109,800円(税込) Ryzen 3 搭載モデル:88,800円(税込) |
本体サイズ | 約 324mm × 220mm × 18.2mm |
画面サイズ | 14インチ |
解像度 | 1,920×1,080ドット (フルHD) |
重さ | 約1.55kg |
引用: ASUS公式
ASUSの「ASUS VivoBook Flip 14」はディスプレイに360°回転式のヒンジが取り付けられており、ノートパソコンとしても、タブレットとしても使えます。スタイルにとらわれず、いつでも、どんなシーンでも活躍してくれるでしょう。
「Microsoft Office」が使えるのも魅力で、事務作業にもぴったりのタブレットPCとなっています。また、USBポートやHDMIなど、インターフェースも充実しているので、外出先でもオフィスや自宅と同様にさまざまな機器へ簡単に接続が可能です。
さらに筆圧感知に対応したタッチペン(別売り)にも対応しているので、自然な書き心地でメモ書きが行えます。
変幻自在のボディに、持ち運びにストレスを感じさせない薄さと軽さで、頼もしいパートナーとなるでしょう。
おすすめ3・Microsoft(マイクロソフト)Surface Pro 8
名前 | Surface Pro 8 |
価格 | プラチナ インテル Core i5 8GB RAM 128GB SSD:148,280円(税込)から |
本体サイズ | 約 287mm x 208mm x 9.3mm |
画面サイズ | 13インチ |
解像度 | 2,880 × 1,920 (267 PPI) |
重さ | 891 g |
引用:Microsoft公式
Surface Pro 8は、筆圧感知するスリムペン(別売り)も使えて、タブレットにもなる2in1 PCです。ほぼ 180 度の角度で調整可能な内蔵キックスタンドで、最適な角度に設定できます。ディスプレイサイズは従来よりもやや大きくなり、より使いやすく、パフォーマンスも上がりました。
新モデルでは、ペンがワイヤレス充電できるようになったり、タイプカバー(キーボード)に収納できるようになり、家に忘れたり、無くしたりしにくくなりました。そのため、ペンを使って仕事をしたり、絵を描いたりするクリエイティブ職の方にもおすすめとなっています。
最大16 時間のバッテリー駆動時間や急速充電で1日中使えるバッテリーと、Thunderbolt4搭載のUSB-Cポートが2つ付いているのも便利なポイントです。
おすすめ4・Microsoft(マイクロソフト) Surface Go 3
名前 | Surface Go 3 |
価格 | 64GB:65,780円(税込)
128GB:85,580円(税込) |
本体サイズ | 約 245 mm x 175 mm x 8.3 mm |
画面サイズ | 10.5 インチ |
解像度 | 1,920 x 1,280 (220 PPI) |
重さ | 544 g |
引用:Microsoft公式
本体サイズは245 mm x 175 mm x 8.3 mm、本体重量は544gと、コンパクトかつ軽量なタブレットPCです。キックスタンドとタイプカバー(別売り)を装備したことで、ノート PC としての機能とタブレットの携帯性を両立しています。
バッテリーの駆動時間は最大11時間で、外出先での軽作業用としても活躍するでしょう。持ち運びに便利なモデルを探している方におすすめとなっています。
Microsoft Edge のキッズ モードもついているので、子供が安全にオンラインを利用できるように制限が組み込まれた、お子様向けの環境を簡単に設定できます。
Windows11内蔵でセキュリティも安心ですし、家族でも、仕事用にも、映画鑑賞などの趣味にも使える万能なタブレットPCでしょう。
おすすめ5・Lenovo yoga 650(82ND007XJP)
名前 | Lenovo yoga 650
(82ND007XJP) |
価格 | 85,55891,049円(税込) |
本体サイズ | 約 308 x 206.5 x 17mm |
画面サイズ | 13.3インチ |
解像度 | 1,920×1,080ドット |
重さ | 約 1.30kg |
引用:Lenovo公式
美しいアビスブルーのファブリックカラーが採用された、見た目もおしゃれなタブレットPCです。汚れに強い加工が施され、手に馴染むようにデザインされた丸みを帯びたエッジが特徴です。また、多用途な2in1としてタブレットモードからラップトップモードへの移行時に安定性を提供するように設計された360度ヒンジが搭載されているのも特徴の1つで、長時間のバッテリー駆動も可能となっています。
OSはWindows 11が搭載されており、仕事や学生のレポート作りにも便利な「Microsoft Office」のソフトも使えます。
ウェブカメラを物理的にオフにするプライバシーシャッターや、指でタッチするだけで素早く安全にログインできる指紋センサーを搭載しているため、セキュリティ面でも安心です。
液晶も美しく、優れたステレオスピーカーで没入感のあるオーディオが楽しめるほか、4,096段階の筆圧検知にも対応しているデジタルペンが付属しており、コストパフォーマンスのよいタブレットPCとなっています。
おすすめ6・HP Chromebook x2 11
名前 | HP Chromebook x2 11 |
価格 | Wi-Fiモデル:¥82,500(税込)
セルラーモデル:¥99,000(税込) |
本体サイズ | 約 252.5 × 176.6 × 7.55mm |
画面サイズ | 11インチ |
解像度 | IPSタッチディスプレイ
(2,160×1,440) |
重さ | 560g |
引用:HP公式
「HP Chromebook x2 11」は、キックスタンドが最大170°まで自由に可動できます。そのため、ベンチや電車等でも、膝の上に乗せれば文字通り「ラップトップコンピュータ」として利用できるので、持ち運びに優れたタブレットPCをお探しの方におすすめです。
取り外し可能のマグネティックキーボードは、テクスチャ―加工された素材により滑り止め効果を果たし、襟の様に折り返すことでキーボードに絶妙な角度がつきタイピングしやすくなっています。
高輝度、高解像度のタッチスクリーンや、デンマークの老舗オーディオブランド「Bang&Olufsen」のエンジニアと共同でチューニングされた、デュアルアップファイアリングスピーカー搭載で、仕事はもっと効率的に、エンターテイメントはよりリアルに楽しむことができるでしょう。
さらに、HPワイヤレスリチャージャブルUSIペン(別売り)であれば、Chromebook x2 11のマグネティックペンドックに装着することでワイヤレス充電が可能になりました。
GoogleWorkspace等の生産性を高めるツールや、「Microsoft Office」等、Google Play Store対応のアプリを利用することが可能で、どこにいても生産性を維持できます。
おすすめ7・HP ENVY x360 15-ed
名前 | HP ENVY x360 15-ed |
価格 | 8GB:126,280円(税込)
16GB:153,780円(税込) |
本体サイズ | 約 358 × 230× 18.9 mm |
画面サイズ | 15.6インチワイド |
解像度 | (1,920×1,080 / 最大1,677万色 ) |
重さ | 約 2.0kg |
引用:HP公式
「HP ENVY x360 15」は360°回るディスプレイが特徴で、クリエイティブな作業やマルチタスクをスムーズにこなせる高性能モデルです。
プレゼンに利用したり、メモを取るのも簡単ですし、自由な体勢で動画や写真を見ることもできます。ペン、タッチ機能対応なので、ふとした瞬間浮かんだアイデア・シナリオをすぐにメモしたり共有できます。ペンやキーボードは別売りのメーカーが多い中、こちらは最初からセットになっているので、タッチペンを買おうか迷っている方でも気軽に使用することができるでしょう。
また、ディスプレイは32,000回の開閉テストをクリアしており、打鍵感と耐久性を兼ね備えたHP渾身のキーボードと、一般的なソーダライムガラスよりも遥かに優れた強度を誇るディスプレイとなっています。持ち運びをするタブレットPCはつい強度に不安を抱いてしまいますが、「HP ENVY x360 15」は安心の耐久性を誇っています。
外部出力最大4K(3,840×2,160)を出力できるHDMI 2.0、SDカード、USBポートやイヤホンジャックも搭載されており、他の機器をつなげたいときにも便利です。
まとめ
今回は、タブレットPCを購入する際のポイントや、おすすめの商品についてご紹介しました。メーカーやOSによって、異なるメリットやデメリットがあることがわかったと思います。タブレットPCは高性能なものが多いので、しっかりと自分にあったものを購入すれば、さまざまな作業の効率が上がり便利に使用することができるでしょう。
自分にぴったりのタブレットPCを見つけて、仕事の作業や趣味をより快適に楽しんでください。