ゼウスWiFiはエリアの広さが強み。「トリプルキャリア」のメリットとは

徐々に世の中に浸透しつつあるクラウドWiFiですが、ゼウスWiFiもそのひとつです。
3大キャリア(docomo、au、SoftBank)の回線をすべて使えるようですが、実際に利用した際の対応エリアが気になる方も多いでしょう。
本記事では、ゼウスWiFiの対応エリアにフォーカスして解説します。
目次
対応エリアが広い!ゼウスWiFiとは
ゼウスWiFiの基本的なスペックは下記です。
WiFi | ゼウスWiFi |
公式サイト | https://zeus-wifi.jp/ |
回線 | クラウドSIM(docomo au softbank) |
月額料金 | 【フリープラン】
20GBプラン 2,618円/月 40GBプラン 3,278円/月 100GBプラン 4,708円/月 【スタンダードプラン】 20GBプラン 2,178円/月 40GBプラン 2,948円/月 100GBプラン 3,828円/月 |
契約期間 | フリープラン:なし
スタンダードプラン:2年 |
通信速度 | 下り:最大150Mbps
上り:最大50Mbps |
月間データ容量 | 20・40・100GB |
事務手数料 | 3,300円 |
解約費用 | スタンダードプラン
1ヶ月目~24ヶ月目:10,450円 26ヶ月目~:0円 フリープラン 0円 |
※税込み価格で表示
データ容量ごとに細かく料金プランが設定されているので、月々にどれくらいのデータを利用しているのか、利用開始前にご自身で把握しておくといいでしょう。
ゼウスWiFiの対応エリア
ゼウスWiFiは対応エリアの広さが特徴のひとつです。
移動が多い方や、外出時にインターネットを使うのが目的の方には、回線の速度よりもつながりやすさが重要です。
旧来のモバイルWiFiの場合
従来のモバイルWiFiは、通信エリアが端末に導入しているSIMに依存しています。
ひとつの端末にひとつのSIMが基本なので、指定の基地局としか通信ができません。
つまり対応エリアが広くても、ルーターに挿しているSIMカードに対応していなくてはインターネットに接続しづらくなります。
場合によっては圏外になってしまうこともありますので、不便を感じる方も多くいるでしょう。
ゼウスWiFiは複数キャリア利用で広エリア
ゼウスWiFiはクラウドSIMを採用しており、3大キャリア(docomo、au、SoftBank)の回線をすべて利用できます。
クラウドSIMを利用することで、物理的なSIMカードなしでクラウド上にあるSIMから最もつながりやすい回線へ自動的に接続することができます。
キャリアが増加した、近年のインターネット環境に最適化された仕組みによって、効率よく回線が使えるようになりました。
複数キャリア利用には回線混雑しづらいメリットも
前述のとおり、ゼウスWiFiの採用するクラウドSIMはクラウド上に存在するSIMが最もつながりやすい回線に自動的に接続します。
つまり物理的にSIMカードが存在しているわけではなく、クラウド上のSIM機能を持つプログラムが従来のSIM同様の役割を果たしているわけです。
通信速度が速い電波を優先して拾うのでスピードを確保できることはもちろん、3大キャリアの回線をすべて利用できるので回線が混雑することが減ります。
WiMAXでエリア外でも可能性あり
モバイルWiFiで有名なWiMAXの対応エリアは日本全土、非常に広範囲をカバーしていますが、当然ながらエリア外の通信には対応できません。
auの回線を使用するWiMAXに対して、ゼウスWiFiではauを含む他の回線もカバーしているので対応エリアはさらに広いです。
通信障害にも強く安定した接続が可能です。
世界106ヶ国。海外でも幅広く利用可能 海外データプランの概要やメリットについて解説
従来は、海外でインターネットを利用する際は公共のWifiを利用する以外は海外用のルーターもしくは新たにSIMカードを用意する必要がありました。
手間と時間がかかる上に、追加でレンタルした端末の管理コストもかかります。
しかし、海外用のデータプランを購入すれば、ゼウスWiFiでは同じ端末で海外でもインターネットに接続できます。
事前準備は、マイページへアクセスし海外データプランを購入するだけです。
現地で端末に電源を入れたらインターネットへ接続できます。
日数ごとにデータ容量のリミットが固定されており、金額は渡航先によって異なります。
1日プラン | 300MB |
7日プラン | 1GB |
30日プラン | 3GB |
以下の表は最も人気の7日プランの料金表です。
ヨーロッパ
ヨーロッパ
(下記以外の国すべて) |
968円 |
アルバニア
マルタ |
1,774円 |
セルビア
ノルウェー ルクセンブルク |
1,344円 |
ハンガリー | 1,130円 |
北アメリカ
アメリカ
カナダ メキシコ |
968円 |
プエルトリコ | 1,130円 |
南アメリア
アルゼンチン
ブラジル |
1,130円 |
チリ | 1,559円 |
ペルー | 1,452円 |
ウルグアイ | 807円 |
エクアドル | 1,936円 |
エルサルバドル
グアテマラ ドミニカ共和国 ニカラグア |
2,474円 |
コスタリカ
ボリビア |
1,828円 |
コロンビア
ベネズエラ |
968円 |
パナマ | 1,236円 |
アジア
韓国
香港 中国 インドネシア マレーシア ベトナム |
430円 |
台湾 | 484円 |
中国(VPN) | 951円 |
アラブ首長国連邦 | 1,184円 |
イスラエル
スリランカ バーレーン パキスタン ミャンマー カザフスタン |
968円 |
インド
ネパール |
1,130円 |
カタール | 1,344円 |
カンボジア | 646円 |
サウジアラビア
シンガポール |
592円 |
タイ
フィリピン |
538円 |
バングラディシュ | 1,452円 |
マカオ
ラオス |
699円 |
モンゴル
ヨルダン |
1,236円 |
アフリカ
エジプト
ケニア 西サハラ モロッコ |
968円 |
チュニジア
タンザニア ナイジェリア モーリシャス |
1,774円 |
ガーナ
南アフリカ |
1,130円 |
アルジェリア | 1,290円 |
アンゴラ | 2,634円 |
ザンビア | 1,344円 |
オセアニア
オーストラリア
フィジー |
968円 |
グアム
サイパン(北マリアナ諸島) |
1,022円 |
ニュージーランド | 1,130円 |
ゼウスWiFiのエリアについての口コミ
ゼウスWiFiのエリアに関する口コミをTwitterからまとめました。
今日から #ゼウスWiFi #zeuswifi 稼働
湾岸エリア
んー、遅いけどギグワークには支障ないレベル。昼には下り0.01になったので端末再起動。
電波は意地でもソフバン波
しばし様子見ですな。 pic.twitter.com/QggvtCAxrB— WorldPorter🚚軽貨物️️️⛅️自営業 (@world_porter) October 12, 2020
自宅(品川区)だと大丈夫ですなあ。ちょっといま外出はあまりしてないので他のエリアはわかりませんが。 #フォロバ #ゼウスWiFi #ZEUSWiFi
— アル (@aru9193) November 4, 2020
1枚目: ソフトバンクエアー
2枚目: ゼウスWi-Fi
3枚目:LINEモバイル(SIM)ゼウスWi-Fiはレイテンシーましやから安定してて、ソフトバンクエアーは不安定な感じ。LINEモバイルはSpotifyストリーミング出来んぐらい遅い、死亡。 pic.twitter.com/Wql432FbPB
— 高木俊輔 Shunsuke Takagi (@tkgshn) April 27, 2020
渋谷や品川などの都心部では、回線が混み合う時間帯になっても問題なく繋がっているようです。
エリアごとに速度が変わる
しかし、使用エリアによって速度や接続しやすさは多少影響を受けると言えるでしょう。
都心部ではそれなりに快適に使用できそうですが、対応エリアとされる地域でも電波を拾わないケースはいくつか報告されています。
普段の移動が都市部であれば問題なさそうですが、電波の弱い地域へも頻繁に出向く場合は少し不安定になりそうなので注意が必要です。
注意点:エリア内でも速度があるとは限らない
口コミでも紹介しましたが、エリア内でも常に速度を保った通信ができるとは限りません。
クラウドSIMは優先して速い電波を拾うように作られていますが、場合によっては、3G回線など通信速度の遅い回線へ接続されてしまう可能性があります。
速度の遅い回線に接続されてしまった際は、再起動などを試してみると新たな電波を探して通信速度が改善することもあるので、試してみましょう。
まとめ
ゼウスWiFiの対応エリアに特化して解説をいたしました。
対応エリアやクラウドSIMの特性を理解しておけば、たとえ回線が不安定でもストレスは軽減されます。
海外での利用や、3大キャリアの回線が使えるといった点は非常に便利です。
クラウドSIMの技術を活用したゼウスWiFiの利用をぜひ検討してみましょう。