アルミホイルひとつで激変!ポケットWiFiの通信速度を簡単に改善する方法

いつでもどこでも、ネットに繋げられる便利なサービスである「ポケットWiFi」。

通信料が多く、携帯会社プランだけだと、容量が足りない人に便利なポケットWiFiですが、最近では、大容量プランの低価格化が進み、固定回線を解約しインターネット回線をポケットWiFiに集約する人も増えています。

自宅でポケットWiFiを利用する時に問題になるのが、WiFiの通信速度です。

基地局と繋がるよう、窓際にポケットWiFiを置いて自室からスマホで接続すると、電波が弱く接続が不安定になってしまうというケースはよくあります。

不安定なポケットWiFiとスマホとの電波状況を改善する方法がもし、あれば知りたい人も多いですよね。

そこで今回は、アルミホイルを使ってポケットWiFiの通信速度を改善する方法を紹介します。

ポケットWiFiを通信速度を上げる方法!

ポケットWiFiの通信速度を上げる方法として一番簡単なのは、ポケットWiFiの近くでスマホを使うことです。

距離が近ければ、電波強度も下がらず十分な通信速度が期待できます。

しかし常に近い距離で使うことはできないという方も多いのではないでしょうか。

そんな離れた場所においたポケットWiFiの電波を安定させたいときの解決方法の一つとして、実は、効果的な方法があります。それはアルミホイルを使ったパラボラアンテナです。

小学生の工作程度の手間で作れるアルミホイル製パラボラアンテナですが、驚くほどの効果が期待できます。不安定なポケットWiFiの電波に毎回イライラさせられている人はぜひ試してみてください。

パラボラアンテナとは

そもそもパラボラアンテナとは、どんなものなのでしょうか。

パラボラアンテナとは、丸いお皿のような形状をしたアンテナです。わたしたちがよく目にするパラボラアンテナとしては、衛星放送用のアンテナがおなじみです。

パラボラアンテナは、丸く湾曲したお皿上の金属面に微弱な電波を反射させ、一点に集中させるという効果があります。

衛星放送用のアンテナでは、衛星から届く微弱な電波を湾曲面で反射させ、中心部から突き出たコンバーターに集中させることで電波強度を高めています。

一般的にパラボラアンテナは、電波の受信に使用されるものですが、ポケットWiFiにこのパラボラアンテナの技術を応用することで、電波を強め通信速度を高めることができます。

ポケットWiFiの本体から出る電波には、指向性がなく全方向に同じ強さで送信されています。

向きを気にせず、ポケットWiFiが使えるのは、電波に指向性がないからなのですが、欠点としてどの方向でも同じ強さでしか電波を飛ばすことができません。ポケットWiFiの本体のみでは、特定の場所に向けて電波を強めることができないのですが、アルミホイル製のパラボラアンテナを、補助的に使うことで無関係の方向に飛ばされた電波を反射し特定方向に向けて強い電波を飛ばすことが可能になります。

アルミホイルで簡単にパラボラアンテナを作る方法

アルミホイルを使うと、簡単にパラボラアンテナを作ることができます。

アルミホイルを使う理由は、「電波を効率よく反射する」「コストが安い」という理由です。アルミホイルそのものは、はさみで簡単に切って加工することができます。失敗しても安いので、作り直すのも簡単ですし、形状などいろいろ工夫することもできます。

手先が不器用でDIYは苦手、という方もパラボラアンテナ作りは小学生の工作レベルなので不安がらずぜひチャレンジしてみてください。

 

ここでは、そんなパラボラアンテナの作り方を紹介します。

パラボラアンテナの作り方

 

①材料を用意する

 

必要なもの

・アルミホイル

・パラボラアンテナの芯になるもの

その他に、厚紙 紙皿 キッチンボウルなど

 

②パラボラアンテナの形状を決め加工する

 

パラボラアンテナ本体の形状を決め加工します。パラボラアンテナでもっとも重要なのは曲面のカーブ角度です。

カーブの角度は、電波を収束させたい距離によって変わり、正確な形状を求めるには複雑な数式が必要が、ポケットWiFiに使うパラボラアンテナでは、そこまで厳密な形状は必要ありません。

厚紙や、紙皿を加工する場合は、カーブ角度を固定します。ネットで検索すると型紙を公開しているサイトが見つかるので参考にしてみてください。

キッチンボウルなど、すでに半球状になっているものを使う場合は加工不要でそのまま使えます。

 

③芯をアルミホイルで覆う

 

②の工程で準備したパラボラアンテナの芯を、アルミホイルで覆います。電波を反射させるのは曲面の内側部分だけなので、裏側はそのままで構いません。

シワやゆがみなどがあっても、ほとんど影響はないのでキレイに貼らなくても曲面全体がきちんとアルミホイルで覆われていれば大丈夫です。

 

④脚を作る

 

そのままでは不安定で自立しないので足を作ります。紙製の芯を使っている場合は同じく紙を切って脚部を作りましょう。キッチンボウルなどを使う場合はスマホスタンドなどを利用するとうまく自立します。ポケットWiFiは、キッチンボウルの真ん中に位置するように設置してください。

ガスコンロの汚れ防止シートでも代用可能

パラボラアンテナを作るのが面倒な場合は、ガスコンロの汚れ防止シートでも代用可能です。

アルミ製のガスコンロの汚れ防止シートを、ポケットWiFiの後ろに置くだけで電波の反射板として機能します。

パラボラアンテナのように曲面ではないので、電波の収束率は低いものの、住宅内で電波を飛ばす程度なら、問題なく使えます。

サイズが大きめなので、ポケットWiFi本体に合わせた大きさにカットすると邪魔になりません。

ガスコンロの汚れ防止シートの中には、アルミ以外の素材製のものや、本体はアルミでも表面加工が施されていて電波を反射しにくいものがあります。

それらのシートを、パラボラアンテナ代わりに使ってもほとんど通信速度は上がらないので汚れ防止シートを使用する際は注意してください。

効率的なパラボラアンテナの設置場所

パラボラアンテナはポケットWiFiの後方に飛ばされる電波を収束し接続する端末に向けて指向性をもたせるためのものです。

ポケットWiFi本体の前に設置してしまうと電波を強めるどころか本来飛ばされるはずの電波を遮ってしまいます。

 

1階から2階など階を跨いで飛ぶ、電波を強めたいときは、ポケットWiFi本体の下側、もしくは上側にパラボラアンテナを設置してください。

基地局からの電波が弱い場合は、窓に向けておいたポケットWiFiの後部にパラボラアンテナを設置します。

曲面のやや下部に本体を設置し斜め上の上空に向くように傾けて設置すると基地局からの電波を強く受信できます。

またキッチンボウルのほかにも、アルミホイルを貼った板をポケットWiFiの周囲に設置します。そして、反射した電波が同じところに集まるように、角度を調整してください。

アルミホイル以外の電波改善方法

アルミホイル以外にも、電波を改善する方法はいろいろあります。アルミホイルは、コストも掛からず簡単で、手軽な方法ですが、会社など公の場で使うにはあまり見た目がよくありません。

あくまでも補助的なもので自宅用なので、期待したほどの効果が出ないこともよくあります。

アルミホイルでの電波改善ができない場合には、電波が弱い根本的な問題を解決したり、専用の機器を導入したりすることで電波環境が劇的に改善する可能性があります。

弱い電波に悩まされているのなら一度、電波の周囲に問題点がないかどうかチェックしてみてください。

ルーターの設置場所を変える

宅内のネットワーク環境構築にルーターを使っている場合、ルーターの設置場所を変更することで電波環境が改善される可能性があります。

ルーターから送信される電波は、全方向に発信されますが、端末との間に障害物があると電波は弱くなってしまいます。

特に金属は、電波にとって大敵です。金属扉や大型の電化製品などがルーターと端末の間に位置していると、電波強度が極端に低下することも少なくありません。

住宅内全てに効率よく電波を飛ばすには、住宅の真ん中が最適な設置場所です。

引き込み回線の接続口の位置が理由で、壁際にルーターを設置している家庭は多いですが、住宅内で、もっとも離れた部屋まで十分に電波が届かないことがよくあります。

LANケーブルを延長するなど、工夫してルーターの設置位置を最適化することで電波環境の改善が期待できます。

無線LAN中継機を利用する

無線LANの電波を強化する専用のアイテムが「無線LAN中継機」です。

無線LAN中継機とは、いったん無線LANの電波を受信し、中継機から電波を送信し、ネット接続を確立するための機械です。

リレーのバトンパスのような仕組みで、ネットワーク接続を強化するものですが、住宅内の不安定な電波環境のほとんどは、無線LAN中継機の導入で解決可能です。

無線LAN中継機を利用すると、電波環境改善の効果は非常に高くなります。

実用的な改善策としても、多くの家庭やオフィスで導入されており、最新の機種はボタンひとつで設定が完了するので誰でも簡単に使えます。

まとめ

ネットの電波が不安定で通信速度が上がらないことほどイライラさせられるものはありません。

ポケットWiFiは、その手軽さとコストパフォーマンスから若い世代を中心に人気が高まっていますが、機種によっては電波が弱かったり都市部を離れると接続と未接続を繰り返す、不安定になるといった不満の声も聞かれます。

アルミホイルというどこでも手に入る素材を使って、ちょっと工作をするだけであれだけ悩まされていた電波のストレスから開放されることがあります。

安価で作成できるのでポケットWiFiの電波でお悩みの方はぜひ試してみてください。