ワイモバイルのポケットWi-Fiの評判は?メリット・デメリットも紹介

携帯回線のデータ容量を気にすることなくインターネットを楽しむためのポケットWi-Fi。
ワイモバイル(Y!mobile)でもポケットWi-Fiのサービスを展開しているのをご存知でしょうか。
条件がよく金額も安いことから人気が高いです。
そこで、ワイモバイルのポケットWi-Fiの特徴や、利用するメリット・デメリットなどを詳しくご紹介します。
目次
ワイモバイルのポケットWi-Fiレンタルサービスって?
ワイモバイル(Y!mobile)のポケットWi-Fiレンタルサービスとは、ワイモバイルが提供する日割りでポケットWi-Fiをレンタルできるサービスです。
端末を購入する必要がなく1ヵ月単位でレンタルできるため、短期間での利用を検討している方におすすめです。
また、ワイモバイルのポケットWi-Fiは4Gの高速データ通信が可能で、SoftBank回線を利用しているため安定した通信が期待できます。
ここからはポケットWi-Fiのレンタルサービスではなく、ワイモバイルのWi-Fi通信データ専門プランである「Pocket WiFiプラン2(ベーシック)」についてご紹介します。
Pocket WiFiプラン2(ベーシック)
Pocket WiFiプラン2(ベーシック) | |
高速データ通信容量:7GBまで | 4065.6円(税込) |
高速データ通信容量:上限なし | 4,818円(税込) |
引用:https://www.ymobile.jp/plan/data/pocketwifi_2/
Pocket WiFiプラン2(ベーシック)は、ワイモバイルが提供するWi-Fiの通信データ専門プランです。
月額の使用料金は、通信量の違いによって変動します。
7GBまでのプランと上限なしのプランは、1,000円以内の差額にも関わらず使えるGB数が異なるので、上限なしプランの方が7GBまでのプランと比べても非常にお得なことがわかります。
対応端末は3つ
Pocket WiFiプラン2(ベーシック)では、以下3つの端末が対応しています。
それぞれのスペックを比べてみましょう。
端末 | Pocket WiFi 803ZT | Pocket WiFi 801HW | Pocket WiFi 603HW | Pocket WiFi 5G A102ZT |
本体サイズ | 約
W112×H67.5×D15.6 mm |
約W128.4×H65.6×D13.8mm | 約W109.9×H65.1×D15.5mm | 約W141×H69×D15.9mm |
重さ | 約153g | 約145g | 約135g | 約240g |
連続通信
時間 |
約12時間
(省電力設定OFF時) 約13.5時間 (省電力設定ON時) |
約8時間
(省電力設定OFF時) 約10時間 (省電力設定ON時) |
約6時間
(省電力設定OFF時) 約8.5時間 (省電力設定ON時) |
[5G(Sub6)] 約5時間
[FDD LTE] 約7.5時間 [AXGP] 約9時間 |
バッテリー
容量 |
3,000mAh | 3,000mAh | 2,400mAh | 5,300mAh |
同時接続
可能台数 |
16台 | 16台 | 14台 | 30台 |
通信速度 (「4G」の場合 |
【4G】
下り最大838Mbps / 上り最大46Mbps |
【4G】
下り最大838Mbps / 上り最大46Mbps |
【4G】
[FDD-LTE]下り最大350Mbps / 上り最大37.5Mbps [AXGP+TDD-LTE]下り最大612Mbps/ 上り最大13Mbps |
【4G】
下り最大838Mbps / 上り最大46Mbps 【5G】 下り最大2.4Gbps / 上り最大110Mbps |
Massive MIMO対応 | 〇 | 〇 | ー | 〇 |
引用:https://www.ymobile.jp/lineup/803zt/
https://www.ymobile.jp/lineup/801hw/
https://www.ymobile.jp/lineup/603hw/
https://www.ymobile.jp/lineup/a102zt/
ワイモバイルで現在取り扱っている対応端末は「Pocket WiFi 803ZT」と「Pocket WiFi 5G A102ZT」の2機種です。割引額も含めた本体代金は「Pocket WiFi 803ZT」が7,200円(税込)、「Pocket WiFi 5G A102ZT」が10,800円(税込)で購入することができます。※2021年8月時点
「Pocket WiFi 801HW」と「Pocket WiFi 603HW」は、中古ショップやほかの店舗で購入することができますが、購入する場所によって金額が異なるため注意が必要です。
ワイモバイルのポケットWi-Fiのメリット
ワイモバイルのポケットWi-Fiの利用には3つのメリットがあります。
- 安心のオプションが充実
- SoftBank回線のため、通信が安定している
- 年間契約の縛りが無い
それぞれのメリットを詳しくみていきましょう。
安心のオプションが充実
ワイモバイルのポケットWi-Fiは、2つのオプションサービスを備えています。
アドバンスオプション | 752.4円/月(初月無料) |
オートチャージ(快適モード)0.5GB | 550円/回 |
※価格は全て税込
アドバンスオプションは「アドバンス モード」の利用で、たとえ容量制限である7GBを超えた場合でも高速通信が利用可能になるオプションサービスです。
月々752.4円(税込)で7GBを超えても安心してネットを使えるので、比較的安いオプションと言えるでしょう。ただし、アドバンスモードの場合は、通信方式が標準モードとは異なるため提供エリアが限られるので利用したい場合は提供エリアをしっかり確認しましょう。
オートチャージ(快適モード)のオプションは、契約通信量が超過した場合に自動でデータ容量を追加してくれるサービスです。
オートチャージONに設定しておけば、契約した容量がなくなると同時に0.5GBが550円で自動購入されます。
ただし、オーバーする量が多いと金額がかさむため、注意しましょう。
SoftBank回線のため、通信が安定している
ワイモバイルのポケットWi-Fiは、大手キャリアであるSoftBank回線を利用しているため安定した通信が可能です。
また通信範囲は全国を対象にエリアが広がっており、ほとんどのエリアで利用ができます。
とくに登山道周辺においてSoftBank回線は力を入れているので、旅行中のデータ通信も安心です。
ソフトバンクの公式サイトにある通信エリアのマップを見れば、事前に電波状況を知ることができるので、心配な人は見ておくと良いでしょう。
年間契約の縛りが無い
ワイモバイルのポケットWi-Fiは、年間契約の縛りがありません。
そのため、もし合わないと感じた場合は解約料を支払うことなく解約ができます。
気軽に契約や解約ができるのもワイモバイルのポケットWi-Fiのメリットと言えます。
ただし、注意点として契約月は月額料金と割引額が日割り計算となりますが、月途中の解約の場合は日割り計算をせず、月額が満額請求されるので覚えておきましょう。
ワイモバイルのポケットWi-Fiのデメリット
ワイモバイルのポケットWi-Fiのデメリットについて、3つご紹介していきます。
- 月額使用料金は格安ではない
- 7GBプランの通信速度制限は月末まで
- 無制限プランでも通信制御がかかる
それぞれを順番に解説します。
月額使用料金は格安ではない
ワイモバイルのポケットWi-Fiの料金を他のポケットWi-Fiと比べると、月額使用料金が決して格安とは言えません。
ワイモバイル | (実質)無制限 | 4,818円(税込) |
WiMAX | (実質)無制限 | 4,620円(税込) |
Mugen WiFi | 100GB | 3,718円(税込) |
Mugen WiFiは100GBという縛りがあるという見方ができますが、WiMAXについても実質無制限のデータ容量のポケットWi-Fiにおいて月額料金で抜かれています。
このようにワイモバイルはポケットWi-Fiの中での月額料金は、ほかにも安い会社があるため大きな強みとは言いづらいでしょう。
7GBプランの通信速度制限は月末まで
ワイモバイルのポケットWi-Fiで7GBのデータ通信量を契約し、データ通信量が7GBを超過した場合、通信速度は月末まで低速化してしまいます。
ちなみに低速化した時の速度は送受信時最大128Kbpsとなり、動画視聴やビデオ通話、インスタグラム、Facebookの動作は難しい環境です。
LINEのメッセージ程度であれば利用可能ですが、スマホの利用が制限されるのでストレス
を感じてしまうでしょう。
ただし、先ほどメリットの項目でご紹介した「アドバンスオプション」や「オートチャージ」を追加することで、月額料金は上がりますが7GBの制限に縛られずにネット利用をすることができます。
無制限プランでも通信制御がかかる
ワイモバイルのポケットWi-Fiのデメリットとして気を付けたいのが、無制限プランを契約した場合でも、3日間のデータ容量が10GB以上を超えると通信制限がかかることです。
もし10GBの容量を3日間で超えると、当日の18時から翌日の1時までは通信制限がかかります。
そのため契約する場合は3日間で10GB以上を使わない、もしくは当日の18時から翌日の1時までの間の制限を我慢するかのどちらかを考慮して契約する必要があります。
格安スマホとポケットWi-Fiの組み合わせがおすすめ
ワイモバイルのポケットWi-Fiをより効率よく使用するには、格安スマホとポケットWi-Fiの組み合わせがおすすめです。
なぜおすすめなのか、具体的な理由をご紹介します。
スマホのギガは少なく、Wi-Fiで大容量通信
格安スマホとポケットWi-Fiの組み合わせは、大容量通信を頻繁に行う方に最適な方法とされています。
スマホのギガ数を少なくすれば格安でスマホが利用でき、さらにポケットWi-Fiの利用で大容量通信に対応ができるためです。
スマホの通信量を少なく契約してポケットWi-Fiを上手く活用し、月額料金をおさえながら大容量通信を楽しんでみてはいかがでしょうか。
格安スマホ×ポケットWi-Fiなら月額料金を抑えられる
格安スマホとポケットWi-Fiの組み合わせで、どこからでも通信を楽しめます。
ポケットWi-Fiは据置型のWi-Fiルーターとは対照的にさまざまな場所へ持ち運びができ、格安スマホとポケットWi-Fiの組み合わせでスマホをどこでも快適に使うことができます。
またポケットWi-Fiであれば外出先で友人や家族も共同利用できるので、ネットがつながらないと困るということは少なくなるでしょう。
格安スマホとポケットWi-Fiを組み合わせることで、大手キャリアで契約するくらいのGB数を低価格で楽しむことができます。
まとめ
ここまでワイモバイルのポケットWi-Fiについて、詳しくご紹介いたしました。
ワイモバイルのポケットWi-Fiは、SoftBank回線を利用しているため回線が安定しており、年間契約の縛りもなく気軽に契約ができます。
さらにアドバンスオプションを利用すれば、アドバンスモードで高速の通信が制限なしで出来るのもおすすめのポイントです。
もし、ワイモバイルのポケットWi-Fiを検討しているのであれば、格安スマホと組み合わせて月額料金をおさえながら利用してみてはいかがでしょうか。