ポケットWiFi を速度で選ぶなら知っておきたい!!速度についての豆知識

場所を問わず複数の端末を同時に接続できるポケットWiFiは、誰しもが必須なものというわけではありませんが持っていると非常に便利です。

ギガの消費を気にする必要が無くなったり、タブレットやパソコンを気軽にインターネットへ接続できます。

しかし、ポケットWiFiを使っていると「なんか速度が遅いな」と感じることもあるかもしれません。一体何が原因なのでしょうか。

今回はポケットWiFiの速度が遅いと感じたときにチェックしたいポイントを紹介します。

そして高速なポケットWiFiの種類や、基本的な速度関連の用語についてもチェックしていきましょう。

 ポケットWiFiの速度が遅いと感じたら?

ポケットWiFiはとても便利ですが、たまに速度が著しく低下したり、つながりが悪かったりしたという経験をお持ちの方は少なくないかもしれません。ポケットWiFiの速度が遅く感じるときは一体何が原因なのでしょうか。ここでは、ポケットWi-Fiの速度が遅い理由を4つ紹介します。

通信制限がかかっているかも

最初に疑うべきポイントが「速度制限」です。

契約しているポケットWiFiのプロバイダやプランによっては、1日あたりや直近3日間もしくは1ヶ月間での通信データ容量の上限が定められているケースがあります。

 

データ上限を超過すると通信ができなくなるパターンもあれば、速度制限が実施されるというパターンもあるので注意が必要です。

マイページやポケットWiFi端末から、自分がどれだけ通信したのかプランの容量と比較してみましょう。

 サービスエリアの範囲外で使用してるかも

ポケットWiFiにはスマホの電波と同じで「圏外」が存在します。ポケットWiFiのプロバイダの公式ページを見ると対応エリアマップが掲載されていますので、自分が今いる場所、普段通信が遅くなる地域が対応エリアとして含まれているかを確認してみましょう。特にWiMAX系のポケットWiFiは山の中などに弱い傾向があります。

 

もしはっきりと含まれているにもかかわらず毎回通信が不安定になる場合は、事業者へ問い合わせてみるのも選択肢の1つです。

接続する端末が多いかも

ポケットWiFiは、端末の機種によって最大接続台数が定められています。数台の機種もあれば、10台以上が同時接続可能な機種まで種類はさまざまです。

そのため、通信速度が遅いと感じたときには、接続台数が多すぎないかを確認してみましょう。

もしかしたら、以前利用していた端末では全く問題なかった台数でも新しい端末は最大同時接続台数が少なくなっており、従来の使い方は難しいという可能性も考えられます。

新しいからといって接続台数が必ず多いわけではないので、一度自分のポケットWiFiの最大同時接続台数を把握しておくことが大切です。

 ポケットWi-Fiの性能が低いかも

また、ポケットWiFiの「通信速度のスペック」もチェックしておくべきポイントです。

通信速度は、機種そのもののスペック、そして契約しているポケットWiFiのプランの両方で確認してみましょう。

基本的にクラウドSIM系のポケットWiFiは、対応エリアは広いのですが通信速度が遅めな傾向があります。それに対し、WiMAX系は対応エリアがクラウドSIM系には敵いませんが、通信速度が高速で5G対応プランも出始めています。

 ポケットWiFiの速度の豆知識 

ここでは、少し角度を変えてポケットWiFiの「速度」に関する予備知識をチェックしていきましょう。用語の意味なども知っておくことで、ポケットWiFiを選ぶときにより的確な判断がしやすくなるはずです。

 送信=「上り速度」

ポケットWiFiに限らず、WiFiやスマホの通信速度を示す指標として「上り速度」という単語を目にしたことがあるかもしれません。これは送信のことで、つまり「アップロード」の速度だと捉えてください。スマホなどからデータを「送信」する際の速度指標になります。

上り速度が参考になるのは、文字通り「アップロード」関連の操作です。

スマホからYouTubeへ動画をアップロードする際のスピードや、データをクラウドストレージにバックアップする際のアップロード速度のことをいいます。

 受信=「下り速度」

上り速度に対して、スマホがデータを「受信」する際の速度指標になるのが「下り速度」です。つまり「ダウンロード」の速度といえます。

こちらは、大容量のゲームなどをダウンロードする際のスピードや、動画を視聴する時に高画質映像でもスムーズに再生できるかどうかの参考指標になります。

 

先ほど高速回線として紹介したWiMAXの場合は、直近3日間で10GB(もしくは15GB)通信を行うと速度制限が課されますが、YouTubeの標準画質(360p)であれば問題なく視聴できるようですのでよく確認しておきましょう。

Ping値と回線速度の違い

回線速度などに加えてよく目にする単語に「Ping値」というものがあります。

ここでは、Ping値と回線速度についてそれぞれの違いを含めて解説します。

 Ping値とは

インターネット通信には、伝送遅延時間という「応答速度」があります。これは、パケットを送信してそれが端末へ送り返されるまでにかかった時間を指し、いわゆる通信のタイムラグと呼ばれるものです。このタイムラグを数値化したものがPing値です。

スマホでこれは反応速度をあらわす値で、オンラインゲームをする方にとっては、このPing値を重視することが多いです。

このPing値の数値が高ければ高いほど、オンラインゲームで遊んでいるときにラグが発生しやすい環境ということを意味するため、少しだけマニアックな単語ですが、特にオンラインゲームで遊ぶ方にとっては非常に重要な数値になります。

 

基本的にPマルチプレイのオンラインゲームではラグが発生すると「不利」になるため、反応速度で勝敗が決まるゲームをプレイする場合は、10ms程度のPing値に抑えるようにしましょう。

 

 回線速度とは

対して回線速度は純粋に「データを1秒間にどれだけ送受信できるか」を示している指標です。

容量の大きい高画質動画などをストリーミング再生する際、大容量を短時間で通信できなければデータ受信に対して再生が追い付きません。

逆に、ゲームのプレイ中などはそこまで大容量通信を行うわけではないので、回線速度よりもPing値の方がオンラインユーザーにとっては重要です。

Ping値と回線速度は関連性が高いものの、意味は明確に異なるということは覚えておきましょう。

ポケットWiFi契約時の注意点

最後に、ポケットWiFiを契約する際に注意するべきポイントを3つ紹介します。

下記の3ポイントを意識して選ぶことで、契約後に「こんなはずじゃなかった」という事態に陥る可能性を低くできるかと思います。

どのポイントも重要なので、必ず確認するようにしましょう。

 速度制限の有無

今回の記事でも紹介した速度制限ですが、ポケットWiFiの事業者やプランによっては速度制限の基準が大きく異なります。

プランによっては一定データ量を通信した場合は「通信ができなくなる」というプランもあるので要注意です。

その反面、一定データ量を超えても速度が制限されるものの基本的に使用できるポケットWiFiもありますのでどちらのタイプのものなのか必ず確認するようにしましょう。

 使用エリアの有無

ポケットWiFiを契約する前に対応エリアを確認しておくことは非常に重要です。その際は自宅周辺だけを確認しがちですが、必ず「生活圏内」を確認するようにしましょう。

自分がよく出かける場所、通勤・通学の際の経路、職場・学校などまで確認することをおすすめします。

ポケットWiFiはいざというときどこで使うことになるか解りません。少しでも自分が行く可能性がある場所は確認しておくようにしてください。

違約金の有無

ポケットWiFiは事業者やプランによって「契約期間」や「○年縛り」が設定されているケースが多いです。

契約期間が定められている場合は大抵更新月以外に解約してしまうと違約金が発生するので、必ず確認をしておきましょう。

なお、違約金が高額な事業者もあれば1,100円で解約可能な事業者もあります。

違約金があるからダメ、というわけではなく、その額はもちろん違約金以外にかかってしまう費用がないのかまで細かくチェックするようにしましょう。

 

ポケットWiFiの速度が速いのは【WiMAX】

WiMAX+5G基本情報
データ容量 上限なし

(3日で15GB)

最大下り速度 2.7Gbps
最大上り速度 183Mbps

 

引用元:UQ WiMAX公式サイト

 

ポケットWiFiの速度面で他の追随を許さないのはWiMAXです。

従来のWiMAX2+ですら下り最大速度1.2Gbpsを誇っており、2021年12月時点で最新の機種にあたるWiMAX+5G対応機種だと下り最大速度2.7Gbpsという圧倒的なスピードを実現しています。

 

そのため、少しでも高速なポケットWiFiを探しているという方にはWiMAXがおすすめです。

とはいえ対応していないエリアなどもあるので契約前に必ず細かいところまで確認をしておきましょう。

 

まとめ

今回の記事ではポケットWiFiの「速度」について注目してきました。どうして速度が出ないのか考えられる要因について知っておけば、実際に遅くなってしまった時も焦らずに対処ができます。

接続台数や通信制限の有無などはすぐに確認できるので、その際はぜひチェックしてみてください。

また、上り・下りの速度やPing値といった用語については知っておくと役に立つ単語ですので覚えておくと良いでしょう。ポケットWiFiの速度を確認する際の参考にしてみてください。

ポケットWiFiはうまく使えば非常に便利です。契約する際は後悔のない選択ができるよう、今回お伝えした注意点などを意識して選んでみてくださいね。